リトル・ワンダーズのレビュー・感想・評価
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ジュブナイルとして秀逸
子どもが全員悪ガキすぎる。
窃盗・強盗・暴行犯だし。
不道徳極まり、まったく共感できないけど、なんかこのノリ見覚えがあって嫌いになれない(というか結構好き)。
昔のジュブナイル系~角川や朝日ソノラマとかでは、よく見たような展開なんだけど、なんだったかなー?
そう、少年少女冒険小説として、秀逸なんですよね。
75点ぐらい。チビッコ探検隊
映画館で予告編を観て、特に惹かれなかったんだけど、観てみると予想の何倍も良くて、観て正解だった。
始まって思ったのはファンタジックだなと、なんか妖精の国っぽいというか、ゲーム『ゼルダの伝説』(詳しくないけど)っぽい。
そう思った要因として、オカリナかフルートか分からないけど笛系の楽器が使われてる妖精っぽい音楽や、なんか映像が緑がかってる気がした事(気のせい?)
チビッコが冒険する作品といえば『グーニーズ』を思いだすけど、この映画は空気感や世界観が独自のモノがあって、シッカリ差別化できますね。
大人ぶって斜に構えてイキってる子供が可愛らしいけど、パイを手に入れようとする理由も微笑ましい(笑)
最後あの映画を思いだしたけど、終わり方も良かった♪
観終わったあと、幸せな気分になれます。
もう1回観たい。
子供達可愛い
男子2人の絶妙なルックスと背が高い美人の女子、3人のバランスが非常に良い。
やっていることは非道徳にもほどがあるけど、ルパンの優しいバージョン程度に見守っていた。
飲酒表現や普通に殴られるなど際どいシーンもあり、どこまで子供達に強いるのかドキドキした。
魔法(ではないのだろうが)が表現や行動ともにあまりにもショボい。
大ボスより銃で威嚇してくるおじさんの方が怖い。
スーパーで横取りされた卵を奪い返そうとして大変な事になって行くチビッ子3人の冒険物語。 本年度ベスト級。
鑑賞中、本作はどこに向かって行くのか見失いそうになったけど、なかなか面白い作品だった(笑)
風邪で寝飲んでいる母親にブルーベリーパイを作ろうと息子のへイゼルとジョディに加え、仲良しの女の子のアリスの3人。
買い物中、最後のヒトツの卵を横取りされ、その卵を奪い返そうとするストーリー。
3人の子供達がかなりの悪者(笑)
強盗や万引きは当たり前。
空気銃で器物破損などやりたい放題。
口も悪いけど、母親の前ではよい子を演じる姿が笑える。
卵を奪い返そうと、奪った男のグループの車の荷台に乗り込み遠く離れた山奥での夜の出来事や、夜の飲み屋で卵を貰おうとダンスする子供達の姿が印象に残る。
そして卵を奪った男のグループがかなり怪しい。
そのグループにいる女の子がポイント高めで重要なキャラだった!
アリスを演じたフィビー・フェロさんがメッチャ可愛かった!
バク転も出来る身体能力高めの女優さんって感じ。
まだあまり映画には出てないみたいだけど注目したい女優さん。
これからスクリーンに多く登場する予感!
ラストも上手く纏めた感じで満足度はなかなかだった!
子供達が持ってた空気銃が欲しくなりました( ´∀`)
倫理観大崩壊
自宅のTVに掛けられたパスワードを解除してもらう為、ママから頼まれたお使いを完遂しようと奔走する子どもたちの話。
ゲーム会社の倉庫に侵入しゲーム機を盗んだけれど、自宅のTVにパスワードが!?…不死身のワニ団がゲーム機を持っているのをなんでママが知っているのかわからんけれど、そんな流れからママに頼まれたブルーベリーパイを買いに出かけて巻き起こっていく。
…と思ったら、残念ながらパイは売っていなかったけど、この流れで行くとパイを買うお金は持たされていなかったんですよね?
しかも最早万引きじゃなくて強盗だし。
これだとなんでもお見通しなママが指示役で3人が実行犯の犯罪者軍団ですか?
そんなんだから健気〜とかかわいい〜とはならず嫌悪感がものすごいし、身内にだけ効く暗示みたいなファンタジーも加わってなんだかね…。
イベントこなしてミッションクリアなゲームみたいな感じの作品と言ったらいくらか軽いけれど、やってることがえげつなくてしかも子どもにやらせているし、なんだか犯罪犯しても逃げ切れば勝ちみたいに感じてしまい浸れなかった。
少し前のハード機の懐かしい(電源あり)RPGのような展開
今年392本目(合計1,484本目/今月(2024年10月度)43本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
ここでも多くの方が触れられていますが、16mmフィルムという事情もあってなつかしさを感じるのでしょうか。
子供の3人組がゲーム機(ハード機)を近くの?倉庫から盗んできて自宅まで戻り、それを電源をいれようとしたらテレビに接続してさてゲームスタートと思ったら、テレビにまで起動パスワードがかかっていて、どうやら母親がパスワードを知っているようだと思って母親に交渉したら、ブルーベリーパイを持ってきて、というあらすじでの、ファンタジー冒険もの。
展開がシンプルで、結局冒険の目的等も途中少しずれても結局は「ゲームがしたい」というシンプルな動機に尽きるので、ストーリーとして見やすく、日本でいえばファミコンなどの黎明期にありそうなあまりストーリー性が少なめの(2023~2024年からみたときの)ファンタジーRPGゲームを実際に映画で実体験しているような展開になります。
一応PG12扱いですがそれほど気になる部分はなかったりします(まぁ、倉庫からゲーム機を盗む行為自体がアレなので、そこでひっかかったか)。映画が16mmフィルムという事情もあり、それが盛んであった当時の電源ありRPGの(ハード的な)制約から来たであろう「ある程度は複雑にしても物語自体は単調か多少ハズレルートがある程度」というところもぴったりあっていて、懐かしいところを感じる方も多いのではと思います(ただこのことは逆に言えば、今の2023~2024年に一般的に(常日頃から)RPGをスマホゲームにせよ電源ゲームにせよでやっている当事者を10代20代と取るなら、その層にしてはストーリーが単調に過ぎるという点はやっぱりあるんでしょうね(といっても、スマホゲームだって結局のところ、一見ストーリーがあるように見えてもボタンを「押すだけ」のものもいくつか見られますが)。
そういった事情なので、誰にでもおすすめできるわけではないですが、PG12とはいってもそれほど教育上困るような部分はないし(ゲーム機を盗んじゃいけないというのは常識扱い)、迷ったらおすすめ…といいたいところ、ミニシアターが中心のようですね…。
採点上特に気になる点までないのでフルスコアにしています。
卵1個の価値も人それぞれ?
子供窃盗団(あえてそう言い切らせてもらう)が魔女率いる密猟グループから卵1個を取り返そうとするお話。
欧米の映画で時折り見かけるイースターのエッグハントをモチーフにした(多分)、キッズが主演の冒険映画で、魔女の子は差し詰めイースターラビットと言ったところか。(服も野うさぎっぽいし)
16mmフィルムの粗めの画像と言うこともあり、スマホを持ってなければ70年代映画のリマスター版かと思わせるほど最近では見られないトンデモストーリーで、昔の教育テレビあたりでやってそうな海外ドラマのようだった。
子供たちの全ての行動のモチベーションが「病気の母親」ではなく、ただ「ゲームがしたい」と言うこの1点のみで、薄情ではあるが何とも言えないこの子供らしさが本作の一番の面白ポイントになっており、鑑賞中に「この子たち何でこんなことしてるんだっけ?」と自問し「ああそう言えばゲームをしたいためだった」と自答することが何度もあったほど。
美しい自然の中で思いっきり遊んでくれることを望んでいる大人たちとは違い、田舎だろうが都会だろうが子供たちにとってはゲームで遊ぶことが彼らの人生において何よりも一番大事であると言う現実を極端に描き切った潔さが良かった。
ツッコミどころを山ほど残したままにもかかわらず、不思議と観終わった後の爽快感をしっかり覚えるのは、生意気だけど所詮子供と思わせるシーンを忘れずに描いていることも影響しているのかなと思うが、個人的には親目線でホームビデオのように終始目を細めながら観てしまった。
温かく奇妙
16ミリフィルムの温かみある映像で描く、ヘンな話。
どう見ても70年代っぽい意匠なのにスマホもある現代の話、ってのは狙ってるんでしょうが。
しかしまぁ奇妙な話を考えたもんだ。子供たちのあの猪突猛進力は嫌いじゃないし、子役たちはみんな最高だったけど。
マーベラス
なんかファミコンとかスーパーファミコン時代にこんな感じのアドベンチャーゲームあったよなぁとなんともノスタルジックな気持ちになった
あえて昔の画質で撮影したんであろう映像も実に良かったし
キャラクター達も皆魅力的
開幕のアレは子供のイタズラにしては若干やり過ぎな感はあるけど
今回の事でいろいろ学んだであろうから
まぁヨシとしよう
人様に迷惑かけているけども
普通にやってるけど悪ガキたちの行動や思考が危うすぎる。それでも子供は痛い思いをして成長するものだ。
なんだか生き急いでいるように見えたが、ちゃんと兄弟してたり子どもらしく笑う一面もあって安心した。
一夏の大冒険、と呼ぶには刺激的すぎる。
子どもたちの集団と悪い未来
2023年。ウェストン・ラズーリ監督。ワイオミングの大自然の中、シンプルなダートバイクを操る三人の小学生はゲーム機を盗んだり食品を万引きしたりやりたい放題。母親にパスワードを設定されてゲームができなくなった彼らは、交換条件としてブルーベリーパイを手に入れることに。ところが、最後の材料である卵を大男に横取りされると、大男から奪い返えそうと躍起になる。その男が実は不思議な集団に属していて、、、という話。
16ミリのフィルム撮影でノスタルジックな色彩と不思議な物語が展開しているが、子どもたちの集団と大男の集団の対比がミソ。実は二つはとても似ている。ともに犯罪も辞さずにしたいことする「快楽原則」に忠実なグループであり(●●団という名前が示す通り)、リーダーは女性であり、恋愛とは異なる構成原理で結ばれている。違うのは、子どもたちの関係は「平等」だが、大人たちの関係は「支配」で結ばれていることだ(劇中の「呪文」の存在は唐突でとても不思議だが、「支配」関係を表す比喩だと考えればすんなり納得できる)。「平等」は「よいグループ」の証であり、「支配」は「悪いグループ」の証なのだ。そして、この二つは移行可能である。大人グループのリーダーの娘が子どもというだけであっという間に子どもグループの一員になってしまうのだから。逆に言うと、子どもたちの「よい集団」は、あるところで道を誤ると、大人たちの「悪い集団」になってしまうということだろう。今回の冒険が教訓となって、彼らにそうした未来はやってこないだろうけれども。
最後近く、子どもたちはダンスを踊ってキスをするが、大人たちは脅迫して殴り合う。教訓を待たずとも、子どもたちの未来が明るいのは間違いない。
まるでRPGの世界に入り込んだみたい
試写会にて観賞。割とはちゃめちゃなストーリーもそれを補って余りあるくらい大人びた子供達が可愛い過ぎる。このくらいの年齢って背伸びする反面、時折子供っぽい行動をするんだよね。そんな子供達があるミッションをクリアするために奮闘します。こんなに映画でほのぼのとするのは久しぶり!
子どもらしい子どもたち
面白かったー!!
なんとも可愛い黒天使たち!
想像以上にやってくれたわね。
彼らが作り出す、ダメだけどダメじゃない世界にすっかり引き込まれてしまった。
子どもの悪魔で天使な所が存分に描かれていて、自由で縛りのない創造力に心からワクワクしたよ。
世界観もとても可愛い。
子どもの万能感とか、好奇心とか、とりあえず思いついたことをやってみる無鉄砲さとか、何もかもが大人になるにつれ無くなってしまった感覚なので、懐かしさもあり、子どものそういう無邪気さへの憧れもあったかも。
そして何よりママが大好きな子どもたちが本当に可愛い。
どう観るかで人によっては色々言いたくなるかもしれないけど、私には花丸でした。
ピッピが好きな人は好きかもしれない。
魔女を倒してパイを手に入れろ
2024年9月23日
映画 #リトル・ワンダーズ (2023年)鑑賞
やってることは大人顔負けの悪ガキなんだけど、ゲームがしたい、ママの病気を早く治したい、と言ってることはかわいい三人組
レトロ調の画質もよく、何となく70年代の雰囲気が感じられる良作
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
子供たち!全力で子供すべし!
今年暫定ベスト!!
私が三度の飯より好きな悪ガキトリオもの…!そんじょそこらの悪ガキなんか目じゃない完璧を大きく上回る仕上がりっぷり…!悪さがレベチ!!
知恵とサバイバル能力で悪党と対峙する一夜の命がけのジュブナイル…!!
双方のお母さんそれぞれに同じ親としては「ちょっと!!!!」って思うところは多々あれど、子供たちが最高すぎて脇に置いておける。
4人とも本当にかわいいし子供が全力で子供してる姿ってマジプライスレス!最高~~!!!!
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