リトル・ワンダーズのレビュー・感想・評価
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人様に迷惑かけているけども
普通にやってるけど悪ガキたちの行動や思考が危うすぎる。それでも子供は痛い思いをして成長するものだ。
なんだか生き急いでいるように見えたが、ちゃんと兄弟してたり子どもらしく笑う一面もあって安心した。
一夏の大冒険、と呼ぶには刺激的すぎる。
暴走キッズ、欲望に忠実すぎ…
黄みがかったちょっとレトロな映像が印象的な、わんぱくキッズの冒険譚。
盗んだゲームを楽しむために、ブルーベリーパイを探し求めるアドベンチャー。
子どもが倉庫に入り込んで盗みを働くとか、ちょっとマズイわんぱくっぷり…
商品を盗みまくり。
(窃盗は立派な犯罪です)
探し物を横取りした“魔法の剣一味”の男を執拗に追いかける。
(ストーカーは犯罪です)
自分たちの欲望を叶えるためには、何でもやっちゃう三人組。
そこに不思議な少女が加わって…
わんぱくキッズと、魔法のスパイスがミックスされた不思議アドベンチャー。
終わり良ければ総て良し。
悪ガキは、やりたい事をガマンしない。
(そもそもそれが“子ども”なんです!)
…子どもが見て、何か真似したらマズイかも…
子どもたちの集団と悪い未来
2023年。ウェストン・ラズーリ監督。ワイオミングの大自然の中、シンプルなダートバイクを操る三人の小学生はゲーム機を盗んだり食品を万引きしたりやりたい放題。母親にパスワードを設定されてゲームができなくなった彼らは、交換条件としてブルーベリーパイを手に入れることに。ところが、最後の材料である卵を大男に横取りされると、大男から奪い返えそうと躍起になる。その男が実は不思議な集団に属していて、、、という話。
16ミリのフィルム撮影でノスタルジックな色彩と不思議な物語が展開しているが、子どもたちの集団と大男の集団の対比がミソ。実は二つはとても似ている。ともに犯罪も辞さずにしたいことする「快楽原則」に忠実なグループであり(●●団という名前が示す通り)、リーダーは女性であり、恋愛とは異なる構成原理で結ばれている。違うのは、子どもたちの関係は「平等」だが、大人たちの関係は「支配」で結ばれていることだ(劇中の「呪文」の存在は唐突でとても不思議だが、「支配」関係を表す比喩だと考えればすんなり納得できる)。「平等」は「よいグループ」の証であり、「支配」は「悪いグループ」の証なのだ。そして、この二つは移行可能である。大人グループのリーダーの娘が子どもというだけであっという間に子どもグループの一員になってしまうのだから。逆に言うと、子どもたちの「よい集団」は、あるところで道を誤ると、大人たちの「悪い集団」になってしまうということだろう。今回の冒険が教訓となって、彼らにそうした未来はやってこないだろうけれども。
最後近く、子どもたちはダンスを踊ってキスをするが、大人たちは脅迫して殴り合う。教訓を待たずとも、子どもたちの未来が明るいのは間違いない。
出だしから...
o come away with me to faery castle mountain...
thROUGh 'chanted dell and mushroom Shell
We'll have ourselves an outin'...
Jus'ye BEWaRE them maGic spells OF the enchanted BLade...
OR else Old anna-FREya miGht come calling and miGht have
to BE paid...take yE spirit and take yE sword 'case anything
should go away... hERE kindred souls FOREVER WILL dance
upon cloud... and upon sky.
この文章を読んでいただいたお方は、大文字と小文字が混ざっていることに気が付かれたかもしれません。これがどういう意味かが分かれば、この映画の製作者が子供たちへの思いやりと温かさが分かり、映画をより一層理解ができるかもしれません。というのは...
Young children who learn mostly capital letters first may
have difficulty stopping and may use them halfway
through words and sentences.
英語を習い始めの子供たちによく起こる事のようです。だからこのセンテンスは幼い妖精の言葉なんです。そして... このプロローグが終わるとすぐに場面が展開する。
3匹(そのように見えました。)の悪ガキたちが、ダートバイクで登場ってか?
元のポスターは、80年代を思わせるややセピア掛かった背景にダートバイクにまたがる悪ガキたちの潔い姿勢に...ただ日本版のポスターとは違い、ロードオブザリングを思わせる文字はちょっとイケています。
監督はもちろんのこと脚本と製作にも携わったラズーリが書いた物語は、あきれるほどバカバカしいありさまに魅力のある登場人物たち... しかも子供たちが、半端なく危なっかしくて、そんなことは彼らはお構いなし。でもファンタジーの魔法の要素が加わることで、物語が深刻で暗くなりがちなところを、明るく楽しく軽快なストーリーへと...決して3人の子供たちは、いい子ちゃんではなく、彼らは口が悪く、意地悪で、やりたいことはやってしまう彼ら。でも共通点は、3人とも同じ。
それとは対照的に大人の多くは子供のような間抜けさを持っているところが本作が安心できるところと言える。
確かに危険なシーンもある。でもよく見れば、彼らの代わりにスタンドダブルが引き受けている。その事はただ安直ではなく、映画スタッフの温かい目が、母親の目と同じ視線から生まれたものと確信しました。
ワイオミング州の田舎町の美しい緑の背景に、何故か? 彼ら悪ガキたちを応援したくなる... そんな映画なんです。
まるでRPGの世界に入り込んだみたい
試写会にて観賞。割とはちゃめちゃなストーリーもそれを補って余りあるくらい大人びた子供達が可愛い過ぎる。このくらいの年齢って背伸びする反面、時折子供っぽい行動をするんだよね。そんな子供達があるミッションをクリアするために奮闘します。こんなに映画でほのぼのとするのは久しぶり!
子どもらしい子どもたち
面白かったー!!
なんとも可愛い黒天使たち!
想像以上にやってくれたわね。
彼らが作り出す、ダメだけどダメじゃない世界にすっかり引き込まれてしまった。
子どもの悪魔で天使な所が存分に描かれていて、自由で縛りのない創造力に心からワクワクしたよ。
世界観もとても可愛い。
子どもの万能感とか、好奇心とか、とりあえず思いついたことをやってみる無鉄砲さとか、何もかもが大人になるにつれ無くなってしまった感覚なので、懐かしさもあり、子どものそういう無邪気さへの憧れもあったかも。
そして何よりママが大好きな子どもたちが本当に可愛い。
どう観るかで人によっては色々言いたくなるかもしれないけど、私には花丸でした。
ピッピが好きな人は好きかもしれない。
魔女を倒してパイを手に入れろ
2024年9月23日
映画 #リトル・ワンダーズ (2023年)鑑賞
やってることは大人顔負けの悪ガキなんだけど、ゲームがしたい、ママの病気を早く治したい、と言ってることはかわいい三人組
レトロ調の画質もよく、何となく70年代の雰囲気が感じられる良作
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
子供たち!全力で子供すべし!
今年暫定ベスト!!
私が三度の飯より好きな悪ガキトリオもの…!そんじょそこらの悪ガキなんか目じゃない完璧を大きく上回る仕上がりっぷり…!悪さがレベチ!!
知恵とサバイバル能力で悪党と対峙する一夜の命がけのジュブナイル…!!
双方のお母さんそれぞれに同じ親としては「ちょっと!!!!」って思うところは多々あれど、子供たちが最高すぎて脇に置いておける。
4人とも本当にかわいいし子供が全力で子供してる姿ってマジプライスレス!最高~~!!!!
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