リトル・ワンダーズのレビュー・感想・評価
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もっと突っ走って~
お母さんにゲームを許してもらうにはブリーベリー・パイを作らなくてはならない、パイを作るには卵が必要、そこでスーパーに買いにいったら最後の一つをでマッチョな男に横取りされてしまった、そこで、卵を取り返す為に謎のカルト集団を子供らが襲撃するという筋立てがまずバカバカしくて愉快です。子供らは皆生意気で可愛いし、彼らが乗るバイク描写の切れ味もよくて痛快。しかし、それだけに展開のスピードやダイナミズムが不足してモタモタに感じられたのが本当に勿体ないな。でも、ブルーベリーパイが出来てよかった、よかった。
こういうジャンルたまにいいよね。
kids Movieって言うのかな?
子供と大人一緒に見れる映画です。あんまり細かい事言わずにポップコーン食べながら楽しむのです。
子供は大人世界の冒険にでかけ、大人は子供の頃を思い出したり、純粋を思い出したりして心洗われちゃいます。
重い映画続いたからちょうど良かった、救われた。
誰もが持つ「悪い子」心の冒険ファンタジー
子供は皆「悪いこと」をすることにある種の憧れを持っている。
巨大な倉庫に忍び込みゲーム機を盗んだら楽しいだろうな、というのは子供心の悪い憧れ。
実際には犯罪になるので出来ないことをこの映画は架空のファンタジーとして実現する。
いい意味でこの映画は中学生くらいの学生が学園祭で上映する8ミリ映画を面白いと思うことを好き勝手に入れて撮ったような伸びやかさがある。
ギャングや魔法使いも全部入れてしまえばいいのだ。
リアリティのない架空のファンタジーであることは、ほぼ本物のように見えて実はペイント弾の空気銃を操ったり、バイクを自由に操ったりする最初のシーンで提示される。
そして16ミリフィルムで撮られていることもフィクション感を増幅している。
この大冒険のきっかけも風邪で寝込んでいるママがブルーベリーパイを買ってきてと頼まれて、いつのまにか卵の争奪戦に巻き込まれていく、くだらなさのセンスが効いている。
その冒険の子供っぽさがこの作品の魅力だ。
友情に飢えた魔女の娘のペタルのこまっしゃくれた可愛さが秀逸。
魔法使いの一味の一人として出演もしているウェストン・ラズーリ監督は本作が長編デビュー作だというから驚く。次回作も期待。
グーニーズやスタンドバイミーのような王道子供冒険映画とは違う、ブラックユーモアのインディーズ子供映画の良作と言える。
「こんなレトロあるんだ」
今年275本目。
新宿武蔵野館で。23日祝日だったので歩行者天国でした。レトロ満載。16ミリフィルムとの事。作品通してやや冗長だが、最初20分は面白い。序盤卵を取り合う所、ゲームのパスワードを聞き出す所。子供の時って本当にゲームが好き。この順位以内に入ったらゲーム時間伸ばしていいわよ、とか学生時代を思い出す。
アリスが超魅力的
KODAKの16㍉フィルムで撮影していて、
画質のザラっとした感じやコマ割りの荒さみたいなアナログ感がすごく良かったですね。
フォントなども80年代以前を彷彿とさせるデザインで、音楽も懐かしく、
観客に童心にかえってほしいというのがメッセージなのかなと思いました。
悪ガキは悪ガキですが、
ゲームはお店の倉庫から盗むわ、ゲームがやりたいがために、病床に伏せっているお母さんに
テレビのパスワードを聞きまくり、結果、お題として出たパイ作りに取り組むことになったのを
きっかけに、冒険が始まるんですね。
この動機ややっていることというのは到底看過できないわけですが、
映画なんで細かいことはいいかなとスルーして映画世界に没頭することにしました。
魔法の剣一味を率いる魔女(リオ・ティプトン)が本当に魔女だったりして、
現代×ファンタジーで、若干ダークなファンタジーではありますが、
物語に幅を持たせられたというか、この設定がなかったら凡庸なストーリーに終始して
面白くできなかったように思います。
もうひとりのちびっ子魔女のペタルを演じたローレライ・モートの演技も迫力がありましたし、
なんといってもアリスを演じたフィービー・フェロが超魅力的でしたね。
この子は今後大活躍しそうな予感がしました。とにかくビジュアルが素晴らしいです。
ファンタジーもありながら、ちょっぴり甘酸っぱいほのかな恋心なんかにも触れていて、
大人に童心を感じていただきたい、そんな作品でしたね。
素晴らしかった!
最初はのどかな感じで流れるのかなーと思いながら
令和版グーニーズは流石に言い過ぎかなー、と思ったが
いやいやいや素晴らしく良かった!(笑)
言って良いと思った(笑)
演技とか抜きに役者の年齢的にも、一瞬の奇跡的な輝きが詰まってる感じだろうなあ。
欲張り放題な無軌道キッズムービー
仲良しの子供たちが協力して悪い大人たちに立ち向かう姿を題材にした冒険ドラマでブルーベリーパイを手に入れようとして卵を奪われた3人組が魔女率いる謎の集団と遭遇する様を描きだす。欲張り放題な無軌道キッズムービー。ママの大好物ブルーベリーパイ調達のため悪ガキ集団が食料探しで大奮闘。まるで質感は超大編のRPGのようなめまぐるしいテイ。大人顔負けのキッズムービー。16mmフィルムの撮影でレトロでキュートな痕跡が味わえて、映画として奥深い。デザインセンスの良さが効き過ぎてる。フィクションをノンフィクションのようなデイドリーム感で覆いながらその手腕に痺れる。あれだけ卵の調達に時間や労力を割いたが、ラストのブルーベリーパイのくだりとの対比に笑ってしまった。ペイントガン?のよう小道具の使い方やシチュエーションがうつろう美術の魅せかたも、ティーンの冒険映画としての妙を肉付けする。ウェス・アンダーソン監督が協力してるようなセンスの良さが輝る爽快作になる。
ファンタジー映画
ファンタジーを凝縮した感じの映画。ツッコミどころはあるがファンタジーだから良いのではと思う。
子役たちが素晴らしく観ていて子供の頃を思い出すような感覚になる。
16ミリフィルムで撮った映画だが、ストーリーと合っていて見応えは凄くある。
リアルを求めない、現実逃避したい映画。
子供には見せられないキッズムービー
本作はフィクションであり、動物には一切危害を加えておりません。また、子供に飲酒、住居侵入窃盗、万引き等はさせておりません。
あのくらいの子供があんなにお酒飲んだら間違いなく急性アルコール中毒で亡くなるだろうなあ。
本作は「グーニーズ」みたいな作品を予想してたんだけど、確かに似たような内容ではあるんだけど、あの万引き窃盗とか飲酒とか無くても本作は十分成立してたと思うのになぜあれをあえて入れたんだか。あのせいでPG12の指定も受けてるし。
子供は無邪気でかわいいばかりじゃなく、子供特有の残酷さや悪辣さがあるということを描きたかったのかな。それは他にいくらでも描きようがあったと思うのだけれど。その辺が引っかかっていまいち楽しめなかったな。
テレビゲームをしたいがためにお母さんへのご機嫌取りでブルーベリーパイを作るため、奪われた卵を取り返す。そんな些細なことを発端に事がどんどん思わむ方向へ、まさに先の見えない冒険の旅。いわゆるジュブナイルものみたいなのを期待してただけにちょっと肩透かしかな。
悪役が魔女というのも主人公たちの勝手な思い込みなのかと思いきや、本当の魔女を出してどうする。というかあれは単なる催眠暗示か、かかる人間も限定されてるし。
子役の三人は抜群に良かった。アリス役の女の子はとてもかわいくてこれからが楽しみな女優さん。それだけに内容が期待値を上回らなかったのが残念。
リトル・ワンダース(映画の記憶2024/10/29)
クライムキッズアクション?
あまり子供には見せたくない映画かな。子供だから全部許されるにしないで欲しかったな。
ストーリーは悪くないかな。
子役の子達はかわいいし、意外と動けるタイプ。
コダックの写真ぽい映像でお送りしますという感じだったので映像は80、90年代のコダックの写真ぽい雰囲気でした。
(個人的評価5.5点/10点中)
背筋が凍る
うーむ。あまりに残念。
ひとつひとつのピースはすごくいい感じなのに、1枚の絵へと完成することはなく、バラバラの状態で終わっちゃったみたいな、そんな映画。良い映画にはなにが必要なのか、それをすごく考えさせられる。
ゲームをやるためにパイを作る!なーんてとっても可愛い話なのに、やることなすこと全然可愛くなくて、全然話に入り込めない。予告で抱いたワクワクはどこへ?これだと、子どもたちに犯罪を助長させる最低な映画じゃん!
まるでRPGをプレイしているかのようなアドベンチャーっぷりは最高にいい。16mmフィルムで撮影された映像と相まって、子どもの頃に夢中になったゲームの数々を思い出す。作中に登場する子どもたちもみんなゲームに夢中。お菓子を広げて、ジュースを飲んで、画面に釘付けになりながらコントローラーを動かす。うんうん、わかるよぉその感覚。ゲームが世界の中心に回ってる感じ、すっごい懐かしい。
演じている子たちもきっと家ではテレビと睨めっこ。じゃないとこんなハイテンションでいられない。みんな自然な素振りでとっても楽しそう。みんな大物になりそうな、そんな予感がします。
アイテムをゲットした時にさりげなく効果音が流れたり、スコープみたいなので標的を確認したり、至る所にRPG要素があって楽しい映画であることは間違いない。ただ、ゲームのような設定、そして16mmフィルムであるにも関わらず、急に現実的な描写が出てきたり、スマホやGPSといった近代技術を駆使してしまったりと、せっかくの要素が台無しでシンプルにアドベンチャーとして面白くないし、積み上げてきた高揚感が一気にぶち壊れる感じですっかり冷めてしまう。
魔女という設定も結局のところゲームという枠組みに囚われたが故に生まれたものであり、全くもって機能してないし、粗が多すぎて興味すら湧かない。ご都合主義な展開に持っていくがためのもの。まじで余計だし、なんならこのせいでツッコミどころが出てきてしまっている。
悪ガキッズが大暴れ!と謳っていたから、てっきりもっとポップで明るい雰囲気を想像していたら、ビックリするほど暗くて湿っぽい。しかもストーリーに起伏がなく、盛り上がるべきところで盛り上がれていない感じがどうももどかしい。めちゃくちゃ犯罪やるくせに全然ぶち上げてくれないし、そんなんだから普通にダメな事だから!と思わざるを得ない。ちょっとしたイタズラなら良かったのに、迷惑すぎる行動に嫌悪感。これだと可愛いで済まされないからね。ラストも終わりよければすべてよし!みたいな、ハッピーエンドな締めくくりをしているけど、うーん。これは受け入れられない...。
細かなところは大好きだからこそ、素材を生かしきれなかったのが悔しくて悲しい。撮る人が撮ればもっといい映画になったろうに。。。ザンネン。最近期待する映画が尽くコケてしまう。映画の神様よ、どうかわたしにお恵みを...。
満点かゼロ点か
悪ガキたちの行動がどうとかという感想が多いですが、この作品の真骨頂は筋や話の展開ではなく、映像自体の恐ろしいほどのクセです。
これほどクセのある映像を撮るのは、私の知る限り小津安二郎とウェス・アンダーゾンくらいで、表現しようのない後を引くような独特の感触は一世を風靡したツインピークスに匹敵します。
感度の悪い変色した数十年前のフジカラープリントのような色調、アメリカ映画感が全くないのっぺりした俯瞰映像をバックに丸みを帯びた時代遅れのフォントを使ったタイトルバック、目線とズレたカメラアングル、リズム感ゼロの妙なダンス、唐突に現れる魔法や呪文、何を考えているのかわからない宇宙人のような子供たち。
この監督、とんでもないセンスの固まりなのか、自己満足過剰の勘違い男なのか、前者の感想の人は満点を、後者の人はゼロ点をつけるような不思議な作品です。
監督の心の中のおもちゃ箱みたい
監督の好きな世界感が満載で楽しんで創られている感じが伝わってくるような作品でした。
???な部分もありましたが、子どもたちの可愛さで、オッケーにしときます。
16mmフィルムでの撮影や、70年代の衣裳や美術がオシャレで、
そこにスマホを使いこなす子どもたちというような
"レトロフューチャーな世界観"がとても面白かったです。
子どもたちのキャラクターもチャーミングでしたー。
特に弟さん!かわいい~♡
ポスタービジュアルのフォント選びとかも好みです。
かわいいだけじゃない、悪ガキ3人組「不死身のワニ団」VS魔女が率いる「魔法の剣一味」の戦い
悪ガキ3人組「不死身のワニ団」は、ブルーベリーパイを作る特別な卵を手に入れるため、
魔女率いる謎の集団「魔法の剣一味」に戦いを挑む。
ただ子供がかわいいファンタジーやジュブナイルでないところがいい。
子供らしさと大人の怖さに、少しオカルトも混ざってる。、
最新ゲーム機を倉庫から盗む、ペイント弾で武装しバイクでのを走る。
敵もガチで怪しげな呪文で人を操る。
「ダンスを踊ったら卵をくれる」からと、可愛らしく踊り盛り上がる三人組に、大人たちは「一生懸命踊ったから卵を上げる」なんていう生半可な優しさもない。
そして命の危険まで感じる場面が何度もあるような、シリアスさが同居している。
それでも、絶対絶命のラストのあと、さすがにちゃんとハッピーエンドになって、ほっとした。
全編、16ミリコダックフィルムで撮影された「画質」と、自然の山々が素晴らしい。
Lovely
悪ガキたちがブルーベリーパイを作るための卵を見つけにいくというロードムービー的な作品で、ガキンチョたちがバイク乗り回してる絵面が良くてそれに惹かれての鑑賞。
ガキンチョたちの青春模様!ってのを期待していたんですが、思ったよりポップではない作風でハマるところもあれば首を傾げるところもあったりの作品でした。
ガキンチョたちは善悪の区別があんましついてないのか万引きしても悪びれていないし、自作の銃で平気で人は撃つし、他人のものはたくさん盗むしで、この年齢でも許すか許さないかギリギリのラインでしたが、出てくる大人たちが揃いも揃ってダメな奴らばっかですし、PG12の理由がしっくりくるくらい酒も飲むわ暴力振るいまくりだわの大盤振る舞いで、人によっては拒絶反応を示すんじゃないかなという描写が結構ありました。
自分もちょっと引きながらの鑑賞だったのでガキンチョのキャッチーさはあんまり感じられなかったのは惜しかったです。
魔法要素が無ければ物語は進まなかったと思うんですが、この魔法要素が物語の規模をアンバランスにしてしまっていたのは勿体ないなと思いました。
ガキンチョたちがバイクに乗って大人を追いかけ回して卵を取り返すぞ〜くらいのテンションだったのが、命の危機!?とかにまでグレードアップしてしまったので観たかった規模からはかなり違うところまで行ってしまったなと思いました。
一通り事が終わった後に自宅に戻ってゲームをする流れで終わっていくのはほっこりしました。
あんだけ暴れ回ってたくせにやっぱ子供なんだなとなりましたし、なんやかんやで目的は達成できていし、終われ良ければ全て良しってやつでした。
ただやってる事は犯罪そのものなのにお咎めなしで終わっていったのは心のどこかで釈然としないものがあったのは確かです。
登場人物の表情を長い事映すシーンが結構あったんですが、あまり上手い事物語に良いスパイスを与えたようには思えず、後半はくどさも感じてしまいました。
映像のレトロ感だったりは好きだったのでなんだかなぁって感じです。
ガキンチョたちの子役たちは本当に魅力的で、よくそんな悪ガキのオーラを出せたなぁと感心するばかりです。
セクシーなのにラブリーな弟がキュートでした。
90分から100分くらいにまとめてくれていたらもうちょっと観れたのかなと思いました。
とはいえ子供を使ってこういう作品を作るのは現代ではあまり観れなくなった気がするのでそういう点でも貴重な1本だったなと思えたので結果オーライです。
鑑賞日 10/31
鑑賞時間 16:15〜18:15
座席 D-12
やんちゃな子供達
田舎街の景色が良く、穏やかな空気感
の中にやんちゃな子供達……いや悪ガキ達。
スマートフォンをスパイカメラの用に
巧みにこなす、現代風だ。
悪くて危ういなぁと思ったら軽犯罪者じゃん。
ちょっとしたお使いが激しい1日の大冒険。
困難に立ち向かい、仲間と手を取り合う。
そして無我夢中に踊りまくる。
冒険と友情は一生心に残る大切な記憶と宝物。
愛するママの為にブルーベリーパイを完成
させて良かったね。
子供だからといって容赦せず躊躇しない大人達に立ち向かう悪がき達の夏休み映画でした。
AGFAのようなKODAK
本作の映像表現は、レトロな世界観と、
雄大な自然を対比させながら、独特の雰囲気を醸し出している。
しかし、その表現には、意図的なのか否か、
いくつかの疑問が残る。
特に印象的なのは、雄大な山々や森といった自然描写だ。
深い緑と青を基調とした色彩は、
クレジットのフォントの色もグリーンで、
懐かしいAGFAフィルムのようなB/Gの発色を、
KODAKで反映させているのだろう。
しかし、これらの自然が、
ほとんどのシーンでピンボケ気味に描かれている点が特徴的である。
これは、
意図的に自然と人間の距離感を表現しようとしたのかもしれない。
あるいは、絵画の印象派のような雰囲気を出すための、
スタイリッシュな選択なのかもしれない。
しかし、
この表現は、
自然の奥深さや生命力といったものを十分に描き出せているとは言い難い。
むしろ、合成写真のように平面的な印象を与え、
自然の立体感や奥行きが失われているように感じられる。
16mmカメラによる撮影の質感にこだわり、
懐かしい雰囲気を出そうとしているのは理解できる。
しかし、16mmフィルムの選択は、
メリットだけでなく、デメリットも考慮する必要がある。
撮影時の光量、画質の粗さや、
レンズの選択肢の少なさなど(時間をかけて使用するカメラにあうレンズをテストする必要有)、16mmフィルムならではの制約がある。
これらの制約を理解し、
表現したいイメージに合わせて適切なレンズとカメラを選択することが重要だ。
本作では、
16mmフィルムの特性を最大限に活かしているのかどうかは、
不明だった。
特に、自然描写においては、
よりシャープな映像表現が求められたのではないか。
映像表現だけでなく、シナリオや演出においても、
焦点が定まっていない部分が見られる。
特に、子供たちの冒険物語という大枠の中で、自然が果たす役割が曖昧である。自然は、単なる背景として描かれているのか、舞台が森である説得力があいまいだ。
ラスト5分は物語のクライマックスを効果的に表現していた。
しかし、全体的な映像表現の完成度という点では、
やや物足りなさを感じた。
子どもたちの必死さに、
星5つの観客は多いだろう、
だが、
パイを焼く、
卵を買う、
だけにシンプルに注力しておけば、
星5つの観客は5倍以上の人数になっていただろう。
「リトルランボーズ」とは違った。
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