劇場公開日 2024年6月21日

九十歳。何がめでたいのレビュー・感想・評価

全174件中、121~140件目を表示

2.0上級国民のおめでたい人たち

2024年6月25日
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お金があって、娘や孫と同居して、足腰が丈夫で、綺麗で上等な衣服があって、美容院に行く余裕があって、庭でバーベキューができて、本当におめでたい人々のオンパレードだ!と思った。

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M.Ooi

5.0十分めでたいでしょ

2024年6月25日
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楽しい

幸せ

佐藤愛子さんが90歳で執筆したこと、草笛光子さんが90歳で演技してること時代が変わったんだなぁと思い感激。あんな90歳ならなってみたいと思わせてくれた。
編集者が曲者でありながら真っ直ぐで痛快。
そういえば、頭で考えてることって年齢重ねても若い時とあんまり変わってないな。

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けな

3.0ほっこりできて、視点の鋭さに気付く至福のときが待っていますよ

2024年6月25日
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幸せ

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Dr.Hawk

4.5母のこれからと自分の老後を考える…

2024年6月25日
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泣ける

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映画を観ながら高齢になる母にも観てもらい、前向きに元気に過ごしてもらいたいなと思いつつ、自分自身の母に対する接し方にも改善が必要だと感じさせられました。
草笛光子さんは90歳とは思えないくらい声の張りがありパワフルで、唐沢さんとの掛け合いも素晴らしかったです。草笛さんと同世代やこれからその世代に突入していく方たちの為にも、この先も元気でお芝居を続けていただけたらと思います。
唐沢寿明さんも唐沢さんが主演では?と思うほど素晴らしい熱演でした。終盤に娘さんから来る「ありがとう」のLINEが心にしみます。
人生100年時代、65歳で仕事を辞めたとして35年…趣味の1つでもないと愚痴ばかりのダラダラと過ごす日々になってしまいそう。

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ほのぼの

3.5エンドロールで流れる佐藤先生の美少女ぶりにビックリ。映画でのがらっ...

2024年6月25日
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エンドロールで流れる佐藤先生の美少女ぶりにビックリ。映画でのがらっぱちなイメージはないなぁ。永遠の少女のイメージですね佐藤先生は。
草笛さんといえば、名バイプレイヤーとして、色んなイメージがあり過ぎて…。キビしいけど話の解る教頭先生とか?
似てない二人なのに、これ以外のキャスティングはあり得ないと思わせる。
魂が似ているのかも。
大物感より親近感が滲み出ている感じとか。
若尾文子でも岸恵子でも演じようと思えば演じられたとは思うけど。
でも、あの方達は別世界の人ですもんね~、なんて佐藤先生と草笛さんは話してそう。

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こうた

4.5長生きの秘訣?

2024年6月24日
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ふわり

5.090歳の母と観賞

2024年6月24日
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泣ける

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幸せ

この作品はどうしても母に見せたかった。
草笛光子が母と同い年と知ったのは“老後の資金がありません!”の観賞後だった。この作品の彼女があまりにかくしゃくとして素敵だったので、「何歳なんだ?」と調べたら生年が母と同じと知った。そして、2~3か月?前に本作の予告編を観とき、最近はすっかり老いに関する愚痴が増えた母に見せて、草笛光子に元気をもらって欲しいと思ったからだ。

そして、本作だが「小説家・佐藤愛子のエッセイ“九十歳。何がめでたい”、“九十八歳。戦いやまず日は暮れず”を原作にしたコメディードラマ」となっているが、正確に言えば、それらのエッセイを書くに至った経緯と発表後の佐藤愛子の生き様を面白楽しく描いたコメディー。

期待通りに楽しめたし、期待以上に感動した。

【物語】
数々の文学賞を受賞してきた小説家、佐藤愛子(草笛光子)は、88歳で書き終えた小説を最後の作品と決めて断筆宣言。その後はゆっくり、ノンビリ過ごすと決めて気ままな日々を過ごしていた。しかし、人付き合いも減り、思っていたような楽しい暮らしにはならず、鬱々とした気持ちを抱えるようになっていた。

そんなとき、彼女のもとへ編集者の吉川(唐沢寿明)が訪ねてきて、エッセイの執筆を依頼する。愛子は「書かない」とあっさり断るが、諦めずにしつこく何度も訪ねて来る吉川に根負けする。

吉川に背中を押され、彼女が世の中に対して感じる怒りを率直に綴ったエッセイは人々の心をとらえるだけでなく、書くことで彼女自身が生きる張りを取り戻して行く。

【感想】
文学に疎い俺は、佐藤愛子なんて作家は名前さえ知らなかったし、予告編を観たときは“老後の資金がありません!”的な完全なフィクションだと思っていた。観賞直前に原作者の名前を知り、作品冒頭に主人公の住む家の表札に“佐藤愛子”の名前を見つけて初めて、「あ、これ実話ベースなんだ」と気付いた。

実話ベースなのだから当然だが、(コメディーの脚色はされてはいるものの)リアリティーに溢れている。 冒頭、生きる気力を無くしかけている愛子が言いまくる「・・・が痛い」「・・・したくない」「もう嫌だ」、・・・
老いの愚痴の数々は「あれ、さっき母から聞いた気が・・・」。母の隣で思わず笑わずにはいられなかった。逆に、「90まで生きれば皆そうなのか」と愚痴にうんざりしている自分にちょっとだけ反省(笑)

期待通りの溌溂とした草笛光子を堪能し、唐沢寿明の怪演に笑い、そして最後は泣けて来た。2つの意味で痛く感動してしまったのだ。
1つは佐藤愛子のカッコ良さ。昨年100を迎えて未だ健在らしいが、98で“九十八歳。戦いやまず日は暮れず”を出版したとこからすれば、今もそのカッコ良さは続いているのだろう。エンドロールで映される彼女の写真(きっと90歳時のものだろう)の素敵さったらなかった。

もう1つは草笛光子のカッコ良さ。邦画では90歳の主演は初ではないのか?
90歳にして、この元気、この品、この凛々しさ。
ステキ過ぎる!

この2人のカッコ良さに感動し、良く分からないのだが最後は説明のつかない涙が溢れて来た。
死ぬまで、何か自分に課すこと、目標・目的を持って行き続けることの大切さを教えられた。「いいじいさんなんてつまらない、面白いじいさんになれ」という愛子の言葉は胸に響いた。あんなカッコイイ90歳になれるとは思えないけれど、自分も幾つになっても生き生きと生きられる、目標を何か見つけたい。

母も少しでも、この2人から元気をもらってくれてたらいいなと思っている。

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泣き虫オヤジ

3.0草笛光子さんのド迫力演技に圧倒される!

2024年6月24日
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主演の草笛光子さん生誕90年記念映画ということに加え、
唐沢寿明が久しぶりに映画に出演(w主演といっても過言ではないかと)するのが楽しみで鑑賞しました。

とにかく草笛光子さんは90歳とは思えないくらいハツラツとされていますし、
確かにお年はめされていますが、凛とした佇まいはさすがだなと感じ入りました。

草笛光子×唐沢寿明のコンビネーションというか、掛け合いがすごく面白くて
演劇的な誇張した演技ではあるものの、それがむしろ本作にはマッチしていたように思います。

原作は読んでおりませんが、佐藤愛子さんのエッセイのエッセンスが効いていて、
実に面白い視点でした。

ストーリーも良いし、いろんなことがちゃんと着地はするのですが、
もう少しテンポ良く進んだ方が、面白さが凝縮されるように思います。
私としてはちょっと間延び感もあったので、そこがもったいなかったですね。

たくさん笑わせていただきました。
草笛光子さん、ありがとうございました。

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ひでちゃぴん

4.0あるある

2024年6月24日
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出だしの新聞記事が落ちになるのが上手い構成。
『老後の資金がありません!』の監督だからか、コメディとはいえあちこちにやりすぎな誇張が目立つものの。
高齢者目線の「あるある」ネタ満載で、原案のエッセイを生かしたフィクション性の高いドラマでありました。

佐藤愛子さんって、過去にテレビにも積極的に出演されていたから、少女っぼく悪戯っ子なイメージがありましたが、作中は完全に草笛光子のキャラになってて、そのギャップが面白かった。

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コージィ日本犬

5.0奇跡の目撃者になりました。

2024年6月24日
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楽しい

佐藤愛子が90歳で書いたベストセラーを現在90歳の草笛光子が演じる奇跡。
こんなことは人類史上初めてで多分これからも無いだろう。
面白くて感動的で元気をもらえた。
(^_^

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いのさん

3.0乙事主がブモ〜ッ!

2024年6月24日
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楽しい

2年前に最後の小説を書き断筆宣言をした90歳の小説家と彼女にエッセイの連載を依頼する編集者の話。

嫁と娘に愛想をつかされた上にハラスメント騒ぎで行き場を失った編集者が、面倒をみてもらうことになった後輩の部署で、頓挫しそうになった小説家佐藤愛子のエッセイ連載の交渉を引き受けて巻き起こっていくストーリー。

断られ続けても手土産を持ってめげずに先生の家に通いやり取りするうちに、何もせずポケッと暮らしていた先生が何だか元気に!?
草笛光子さんも実際に90歳ということだけど、背中も丸まらず足腰もしっかりしているし、声も出るしでホントにお元気ですね。

いろんなエピソードこそあれど、言う事や訴えるものは予想通りという内容で、楽しかったけれどそれ以上でもそれ以下でも無かったかな。

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Bacchus

5.0まだカエラが歌ってる途中でしょうが

2024年6月24日
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70代の母と鑑賞。年齢層高いことは分かっていたけれど、40代の自分がおそらく最年少の場内。
配給会社時代に知った、こういうシニア向け映画は平日の興行が強い。

冒頭でなかなかの90歳ぶりを見せた草笛光子さん、エッセイを書き始めてから、編集者とお互い悪態ついたりしながらの二人三脚のうちに、みるみる若返って、いつものお綺麗な草笛さんに。さすが女優さんはすごいなぁ。
ザ・主演俳優の唐沢寿明さんは今回、助演でアップデート出来ない昭和のおっさんを好演、さすがコメディもお上手。

エッセイがベースなので、公園のくだりなどは、数日前に公園でボール遊び禁止のニュースもあって、タイムリーに共感した。
あちこちで本を読んで笑っている人たちのシーンの時は、んな大袈裟なと思っていたけれど、まさか100万部を超えていたとは知らなかった。

こういうコメディは、名のある役者が真面目にふざけてるのが楽しくて、元気が出る。
『バッドボーイズ』とは違うけど、こっちも楽しいバディムービー。
90歳のお祝いなのか、カメオ的に出てくる役者さんたちも豪華。三谷さんはやりたい放題。

おばあちゃんがエンドクレジットで出ていくのは危ないのは分かるけど、まあうるさかった。

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コビトカバ

4.5ウィル・スミスを抑えてのトップ

2024年6月24日
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おめでとう、
ではなく、
何がめでたい。

満席、ほぼ満席ではなく、
空席無し!
そして、
ドッカンドッカンうけていた。

愛子さんの苦言のシーン、
モノクロのシークエンスは、
水を打ったように静まり、
笑うシーンでは、
笑い声がいっぱいだった。

目の前の現実の生活の中には、
ドラえもんもいないし、
魔法のステッキも無い、
それならば、
おはよう、こんにちは、
おやすみなさい、
そんな言葉を作り続けて、
何かが変わる、
いや、
変わった気になって、
毎日を過ごすための、
魔法の道具にしていこう、
暦を作って、
生まれた日なんて、
二度と来るわけないのに、
誕生した日なんか設定して、
おめでとうという言葉にだまされよう、
誕生日おめでとう、
何がめでたい。

ウィル・スミスを抑えての1位、
おめでとうございます、
ではなく、
何がめでたい。

【蛇足】
宮川一夫のような、
山本さんの撮影、
少し伏せ気味の位置から、
俯瞰より低い位置からが多い。

いわゆる、【芝居を撮る】事に長けたカメラマン。

一点に集中させる視点、
観客のほとんどが同じ位置を観る、
照明、録音、美術、もちろん芝居も演出も編集も、
メイク、衣装も一体化。

劇中で、
猛進の猪、暴れ馬というセリフがあった。

終映後の退出はほとんどの人は牛歩だった。

嬉しくて最後尾で出た。

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蛇足軒妖瀬布

3.0単純に楽しい

2024年6月24日
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楽しい

単純

佐藤愛子さんのエッセイ「九十歳。何がめでたい」は発売当時に読んでいて、スカッとする文章で、読んでいて楽しかった。映画は本ほどではないけれど、楽しかった。
草笛さんのコミカルでパワフルな演技は、御年90才とは思えないはつらつさで、観ていて元気をもらいました。
人生100年時代をどう生きるか・・・編集者の言葉ではないけれど不安はありますが、映画を観て、とりあえず楽しく生きよう!とエッセイを読んだ後のように一寸吹っ切れたので、+0.5ポイント。

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Jo

5.0元気になれる!!

2024年6月24日
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笑える

楽しい

どの世代にも響く、元気になれる映画だと思います。
90歳の草笛さんの気力!凄い!期待以上の作品でした。

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ShoeShoe

4.0出版までの展開が素晴らしい

2024年6月24日
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Scott

4.0たくましすぎる

2024年6月23日
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楽しい

幸せ

映画オリジナルかと思ったら、原作モノだった。
原作者の佐藤愛子御大も輪をかけて強者(笑)

「九十八歳。戦いやまず〜」の続編があるので、草笛光子生誕百年記念にてまたこのメンバーに会いたい。

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YOU

4.0うるさいは生きてる証拠

2024年6月23日
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楽しい

「老後の資金がありません!」が大好きな自分にとっては、この日が楽しみで仕方なかった。草笛光子生誕90周年、あっぱれ!🥳 めちゃくちゃ笑ったし、めちゃくちゃ楽しかった!佐藤愛子と草笛光子、きっと性格も生き方も似た者同士なんだろうな〜。

にしても草笛さん、90歳にはとても見えない!流石、元松竹歌劇団員。声の張り方とか、佇まいとか、そこらの老人、なんなら若者よりもしっかりしていて、逆に元気を貰っちゃいました。毒吐く草笛光子、最高です笑笑笑

同時に、唐沢寿明が還暦を迎えていたことも驚き。この人も、幾ら歳を取れど目元がカッコイイから全く衰えないよね。小説家と編集者。2人の掛け合いはまるで夫婦漫才。心が満たされるほど思いっきり笑わせて頂きました☺️
99分というお手ごろな時間設定に、生きることが楽しくなる佐藤先生のお言葉の数々。中でも、保育園設立に反対する新聞記事を読んだ時のエッセイは、ものすごく心に残るものがありました。人に関わること、関わってもらうこと。誰かの支えになるって、生きる動力なんだな。

前田哲監督特有の優しさと、キャストの温かさ。ここまで心が穏やかになって、生きる力を貰える映画はそう作れない。自分も、草笛光子さんとか佐藤愛子さんのように、力強く、元気に生きていけるかな。いや、きっと生きよう。長生きしていればその分多くの別れに遭遇するけど、生きがいがあれば100年なんて全然足りない。まだまだやりたいこと沢山あるし、笑って、楽しんで、たまには悪態をついて、人に迷惑をかけて、おもしろ〜く生きていこう!

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サプライズ

3.5【”暴れ猪生まれの頑固な所が似た者同士の作家と編集者が産み出した傑作エッセイが出来るまで。”草笛光子さん、矍鑠とされていてお元気だなあ。】

2024年6月23日
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楽しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0面白かった

2024年6月23日
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90歳のおばあちゃんが辛いながらも家族と楽しく過ごす家族愛をテーマにした作品だと思っていたが、全然違った。どちらかと言うと、話の筋は編集者がメインで、仕事の世代間格差や編集者と作家の関係が主題で、ギャグも交えた面白い切り口で進められていた。編集者の古い価値観によるパワハラやセクハラは本当にひどいものだったが、過去の感覚が全くダメだというわけではなく、時折懐かしさを感じる場面もあった。映画の中で取り上げられるエッセイも非常に秀逸で興味深く、特に中犬ハチの話は感動的だった。全体的にすごく楽しめて良い映画だった。

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Yuichiro
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