九十歳。何がめでたいのレビュー・感想・評価
全174件中、61~80件目を表示
笑えるだけじゃない!心に刺さる映画!
笑えもするんだけど、深い人間ドラマが感動的で良かった!
この作品の主人公の言葉も元気になれるものや、人生の学びになるようなことまであって良かった!途中のエッセイの文章や最後の会見のシーンなどは心に響いて感動!
エンドロールで実際の写真が出てきて、最後に「100歳になった」と出てきた時も感動しました!
吉川の一家の話も良い!
期待以上のすごく面白い映画でした!
人生を、より良くするには
草笛光子と佐藤愛子と両親を重ねて
共感!
90歳
成功者の教え
さすが草笛光子さん
星はいつも3つです。
そのとおり! と思うタイトルです。
映画本編の前に『草笛光子生誕90年記念作品』というクレジットが出ますが、これはシャレなのか本気なのか、ご本人も断れなかったのか苦笑しながら受け入れたのか。
とはいえ、草笛光子さんはすばらしい女優です。
映画の草笛さんで一番印象に残っている役は、市川崑監督『獄門島』の狂気の女祈祷師。聖天さんの呪文を超スピードで口走りながら、漁師の親方の東野英治郎に犯される。草笛さんは市川崑の金田一シリーズには欠かせない女優でした。
目覚めてベッドから出て朝刊(三紙とっている)を取ってきて、ナベで温めた牛乳を飲みながら虫眼鏡で記事を読む。新しくはなく本とかがところどころにおかれているがきちんと片付けられた部屋
。さすがにお手伝いさんがいるのかなあ……などと想像していると二階から娘と孫が顔を出す。
冒頭で生活ぶりを丁寧に描写しているところが嬉しい。
前田哲監督、さすが手練れです。
また唐沢寿明の素直なダメダメ男ぶりもさすが、でした。
考えさせられる
恥ずかしながら、主人公の佐藤愛子さんが実在する方だとはエンドロールを観るまで知りませんでした。
年賀状のエピソードも微笑ましく聞いていたのにエンドロールでそのお写真が出できて、「え!?」ってなりました。
朝イチの時間帯で映画館に行ったのですがそれなりに人が入っていて驚きました。
クスクス笑い声も聞こえてきて皆さんも楽しんでいるのがわかりました。
正直自分自身はそこまで長生きしたくないのですが、そんなこと思っていてもどうなるか分からないですよね。
娘夫婦(娘婿さんは単身赴任だそうですが)と同居して、そこまでお金に困った生活でもない。
かなり恵まれているほうだと思いました。
他の方も仰っていますが、これが息子夫婦と同居であるならかなり状況がかわると思います。
娘さんやお孫さんとの相性が良いですよね。
必ずしも実の親子だからといって相性が良いわけではないですし。
佐藤先生は目出度く?昨年、100歳を迎えられたようで嬉しく思います。
マスコミと共に生きた老人の妄想
90歳なら何を言っても説得力あり
私は現代が生きにくい40歳。
何も情報を得ずに鑑賞しました。
観たかった映画の時間が都合に合わないため、星の数でこの映画を選びました。そんなゆるい感覚での幕開け。
90歳かぁ、周りで近いのは最近亡くなったおばあちゃん。
自分が90歳の時はどんなんだろう?
母が90歳の時はどんなんだろう?
今、一緒に鑑賞している人たちは何歳ぐらいでどんな気持ちで観てるんだろう?
普段考えないような事を考えながら観ていました。平日の真昼間の鑑賞、平均年齢こんなに高い映画は見た事ない!
みんながどんな気持ちで見てるのかも気になりましたが、私は自分の無能さも感じる結果ともなりました。
人を笑わせたり感動を与えたり、何か一つの仕事をやりとげたり、誰かの役にも立ってるわけでもなく、何の役にも立っていない私はまさに主人公が小説を新たに描き始める前と同じ状態。
だから色々考えさせられました。。☆
電話のシーンで出てきた昔ながらの電話帳をみて「なつかしい!」と口にしたおじちゃんがいてました。
私も昭和を生きてるので懐かしくなりました。
現代の生きづらさや堅苦しさの無い本音なども主人公がズバッと!最後まで!!言い切ってくれた
のでこちらも最後までスカッと!!観る方ができました(^_^)
動物のシーンに涙もろい私は何回か泣けますし、その後は何回か声も出して笑いました!
おかげでたまっていた何かがスッキリとしました。
今は母兼妻役の木村多江さんの立場に少し近いので、そっちの面でも将来考えないといけないなと思いました。
子供が言った「家にいてるだけで見えてない」みたいな台詞もしっくりきました(?)
久々に色んな涙も流せたので、感情を整えてくれる映画でもあったかもしれません☆(〃´-`〃)
デトックスってやつです☆
生き方、、考えます。
いや、考えてもしかたない。
人生100年時代。。
後悔しない人生を過ごしたい!
まずは今日だけでも後悔しない1日をすごそう!と意識したい☆
最後、エンドロールで流れ始めたポップな感じの曲調、
ご年配の方達が多い中どんな曲であればしっくりおさまるのか。。
ドキドキしていたら聞こえてきたのは可愛らしい声。
あれ?聞いたことある声、、
でもこんな可愛らしすぎる声だったかな?
やっぱ歌い方がそうだよなぁ
やっぱカエラちゃんや!
意外なエンディングの曲でしたが全然ミスマッチな感じがしなくてハッピーなあたたかい気持ちで私の心の幕は閉じました.。.:*・゚
人情とか感情とかそんな言葉が好きだったり、心が揺るぎやすい人には飽きずに観れる映画かなと個人的に思いました!
笑って泣ける優しい映画
................................................................................
佐藤愛子は88歳で最後の小説を書いて引退した。
そこからは退屈で全てが面倒臭く感じる日々だった。
編集者の唐沢は気性が荒く、昭和的仕事人間過ぎた。
で家庭も崩壊、職場でもパワハラ認定され転勤に。
そんな中で、佐藤を口説き落としエッセイの連載が開始。
唐沢と佐藤の衝突や苦悩なども描かれつつ、
佐藤のエッセイは見事大ヒットして脚光を浴びる。
そしてついには国から旭日章を送られる。
その会見にて、佐藤は唐沢への感謝の意を述べる。
しつこい編集者のせいで連載開始になったおかげで、
また生き甲斐を感じられるようになったと。
................................................................................
佐藤愛子の書いた同名小説の映画化ではなく、
佐藤愛子が同名エッセイを書いた頃の出来事の映画化。
どこまでが事実でどこまでが脚色なんかは不明やが。
佐藤愛子・・・そういう作家がいるのは何となく知ってた。
「ribbonのメンバーと同姓同名」って位置づけ程度にw
90歳で本を書いたことも、現在100歳なことも今回知った。
いやー、文壇にそんなスゴい人がいたんやなあ。
この作品は草笛さんの生誕90周年記念映画とあって、
草笛さんの演技が素晴らしく、本当に魅力的。
口も態度も悪いが根が優しい役を見事に演じてる。
佐藤さん自身も多分本当にそういう人なんだろうね。
そんなことに感動してもて、ずっと泣きながら見てたわ。
本来はコメディタッチの映画なんやけどな。
お二方が積み上げて来た人生の深さ、というのかね。
大阪駅併設の映画館で見たからもあるだろうが、
平日昼間なのに満員だった。そして95%くらいが爺婆w
皆さん楽しそうで、しょっちゅう笑い声が起きてた。
こうして日本中の爺婆達を楽しませ、勇気を与えてる。
それを100歳と90歳のコンビがやってのけてる。
本当にスゴいなあって感じてやまんかったな。
もちろん他の俳優さんや裏方さんの力添えも含めてね。
本の方も読みたくなり、早速図書館で予約したわ。
10年経った今も、映画効果なのか予約で一杯だった。
九十歳。何がめでたい・・・と言える幸せ。
草笛光子、1933年生まれ、おふくろと同じ年齢、でも、おふくろはすでに他界。
唐沢寿明、1963年生まれ、自分と同じ学年、還暦 。
真矢ミキ、1964年の1月生まれ、僕がほんの少しお兄さん(笑)、だから還暦同級生。
ふ〜〜〜、ええやん、生きてるだけええやん。
不満言えるだけええやん・・という映画。
草笛光子の立ち姿が、あまりにも「90」には見えないので、
羨ましさばかりが、心の中を駆け巡った映画でしたよ〜〜。
・・・こんな姿でいてほしかった・・・(泣)。
まぁ、でもしかし、
あいも変わらず松竹的なドタバタや必要もない声のけたたましさ、どうにかならないかね。
ということで、『老後の資金がありません』に続いて
草笛光子を拝みに行って、還暦過ぎてもマザコンを自覚するにはいい映画かな(笑)。
何せ、永遠のおかぁちゃんやし!・・百恵の母よ!
草笛光子さん、素晴らしい演技に脱帽!!!
ハチの件は、ちょっと涙が出ましたが・・・
佐藤愛子さんのエッセイは何作か読んだことがありますが、なかなか割切りのいい思考をする方で、優柔不断で心配性でネガティブ思考の私には新鮮にうつりました。
今回、この作品を観るにあたり、びっくりしたのは、まだ御存命だったということ(失礼しました)、完全に自由で面白い婆さんだったということです。
今年でなんと101歳をおむかえになるということで、やっぱり人生を面白おかしく遊べる余裕のある老人はちがうなと思った次第(それもこれも文化勲章をもらうような売れっ子作家さんは一般ピープルとは段違い)です。
それから吉川さん、妻子に逃げられたといって妻子に媚び諂わず仕事に生きて(活きて)せいぜいやり甲斐を感じつつくたばって欲しいですね、年寄りの後悔なんて百年遅いわ。
まあ、私には本作は典型的な隣の芝生です。
これからの人生の参考に
90歳になった作家さん、引退したものの、編集者に懇願されて、再び執...
驚きの九十歳!
全174件中、61~80件目を表示