九十歳。何がめでたいのレビュー・感想・評価
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意外と泣ける!草苗光子の歯に衣着せぬ発言が気持ちいい
サバサバして明るい佐藤愛子先生に、草笛光子さんがナイ・キャスティング‼️
楽しい映画でした。
もうクスクス大笑いしました。
観客がなんと私一人でしたので、遠慮なく笑えました。
草笛光子さんの生誕90歳記念映画、でもあり、お祝いムードもあり、
明るいムードの楽しい映画。
時代遅れの熱い編集者に唐沢寿明さん。
なんと、いつも颯爽としたイケ面の雰囲気を拭い去る熱演。
妻子に愛想を尽かされて、出ていかれてるのです。
ちょっと気の毒で同情しました。
でも吉川さんは、思い遣りが欠けていましたね。
愛子先生の孫娘ちゃんとのコスプレ年賀状・・・
これは傑作でした。
家族でもコミュニケーションや茶目っ気にユーモア。
楽しい家庭の大事さ!!
家庭はみんなの憩いの場所。
やはり吉川さんは、自分のことばかりしか頭に
なかったんですね。
でも仕事は熱心です。
88歳で燃え尽き症候群で絶筆宣言をした佐藤愛子先生。
エッセイ執筆の依頼を断り続けますが、
唐沢寿明演じるへ編集者の吉川真也の熱意に粘られて、
とうとう連載を始めることに。
手土産のお菓子に目の無いところが可愛い。
ズケズケした口調、忖度しない物言い、正論、
本当に素敵な90歳です。
そして愛子先生は書くことで元気と生き甲斐を感じるのです。
いつも颯爽として本当に美しい草笛光子さん。
私の憧れの人です。
この映画では、やはり弛んだ顎の下のぜい肉。
手の平のシミなどもバッチリ写っています。
年相応の面も見せてくれて、ますます親近感が湧きました。
タクシー運転手役で、三谷幸喜さん、
人生相談の回答者に清水ミチコさん(さすがの化け方でした)
美容師役のLiLiCoさん、
こちらもちょっと見では、分からないレベルでした。
サスペンスとサイコスリラーしか読まないので、愛子先生の本は
読んだことがありません。
早速Amazonに文庫を注文しました。
何気に、映画化効果なのか売れ行き上々です。
佐藤先生は、昨年なんと100歳におなりとか、
おめでとうございます‼️
気分直しに見ましたが
草笛光子ははたして演技なのか?
いい人生ですね
期待感が高すぎた
五十歳。 残りの半生 どう生きて死ぬ⁉️
(51ですが。)
母の遺品整理を🗃️ガッ!とやっては休み、疲れて長〜く休んではまた再開しぃで、ちょとずつ片付けを続けて早1年🗓️
文学少女であった母(ついでに姉も)の部屋には書籍が多数📚寝室のベッドサイドやトイレの収納棚やその他の箇所にも📚
📚を入れた📦🗃️複数 をブクオフに処分しに行くこと数回(だいたい買取価格は1/20くらいか⁉︎)
そんな本の中に佐藤愛子さんの著書がわりと複数冊あり、私もエッセイの目次に目を通し、読んでみたいなと思ったものを幾つかピックアップし自室に持ち帰るも、その後なかなか表紙は開かない(本を読むことがホント面倒くさくなっちまった)😓
彼女がどんな女史か姉に尋ねたら、親族になかなかの大変な人がいて苦労をさせられ、それを著した📖『血脈』を姉も一気読みして女史に感服したと。
私としてはその程度の予備知識のみで観に行きましたん。
女史と御歳同いの草笛さんが演ずるのは良いですな👏🏼
うちの父👴🏻も近い歳でテレビばかり観ております。
まあストーリーというか実話に基づいて であろうお話に特に心踊らされることはなかったですが、犬や人の喜怒哀楽シーンで2~3度😢涙が滲んだりもしつつで、それなりに楽しめましたん🙏🏼
他の観客はおば様が多しでした。
途中からがなぁ
どこを切り取っても文句が無い傑作!
断筆宣言をした佐藤愛子にしぶとく連載してもらう為に自宅に通いつめるのは唐沢寿明。見た目があまりにも変わっていたので最初、「 吉岡秀隆、身長伸びたなぁ? 」 と思ってました。
出演している役者の誰もがベストアクトで、草苗さんなんて90才でこんなに元気なんだから俺も負けてられないなと自省しました。予告編でも面白そうだったけど、婆さんが無双しまくるサマは痛快でした。こんなお年寄りになりたいものです。
母との思いでを重ね合わせて
映画とエッセーは、合わせて評価。
「九十歳。何がめでたい」タイトルがいい。以前ならば長寿は喜ばしい事であり、皆が祝うものであった。しかし、実際に九十歳を超えた作家佐藤愛子は、本人にしか分からない悩みや憤りを抱え、高齢であることがとても「めでたい」ものではないことを実感していた。佐藤愛子の反骨精神と言うか「へそ曲がり」な性質がよく表れているタイトルである。
現役を引退して、平和で豊かな老後を送る人もいる。しかし作家というのは、心の中を文章で表現せずにはいられない人種である。特に佐藤愛子のような「我が強い」人はなおさらである。書くことをやめたら、自分の居場所がなくなるだろう。映画開始早々の彼女のやる気のなさはまさにそんな状態である。
編集の吉川と佐藤は、相性ピッタリである。遠慮なく相手に文句が言えるところがいい。お互いに我が強くて世間一般の常識から少し外れたところで生きている。二人とも自分が自分らしく生きられる場所を探して生きてきた似た者同士である。佐藤愛子は断筆宣言して自分を見失うが、執筆再開したエッセーで世間の評判を得ることになる。吉川は時代遅れとされる仕事ぶりで会社での立場が危うくなるが、佐藤愛子のエッセーを世に送り出して自分なりのやり方を貫いた。別れることになった妻娘との関係を修復できたのも、愛子先生のおかげかもしれない。そういう意味でも二人はいいコンビである。
エッセーの「九十歳。何がめでたい」は、この作品の原作というよりは、裏話的なストーリーなので、エッセーの面白さはあまり伝わらない。エッセーを読んで本当に面白いと思えたら、この映画の評価もその分上がるだろうと思える。すぐに読んでみようと思う。
草笛光子さんはじめ、ご高齢で活躍されている方(特に女性)が多い。敬意を表したい。
笑えるだけじゃない!心に刺さる映画!
笑えもするんだけど、深い人間ドラマが感動的で良かった!
この作品の主人公の言葉も元気になれるものや、人生の学びになるようなことまであって良かった!途中のエッセイの文章や最後の会見のシーンなどは心に響いて感動!
エンドロールで実際の写真が出てきて、最後に「100歳になった」と出てきた時も感動しました!
吉川の一家の話も良い!
期待以上のすごく面白い映画でした!
人生を、より良くするには
草笛光子と佐藤愛子と両親を重ねて
共感!
90歳
成功者の教え
さすが草笛光子さん
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