「ほっこりした気持ちになる」九十歳。何がめでたい ぼっちさんの映画レビュー(感想・評価)
ほっこりした気持ちになる
書く才能のある人って尊敬する。そのトップにいるのが作家だよね。
佐藤愛子さんと草笛光子さん、雰囲気が似ていらっしゃるので、ぴったりの配役。
高級住宅街に娘と孫娘と三人暮らし。うらやましすぎる。作家って儲かるのかなぁ。
くすっと笑ってしまうところもあり(どういう場面かは失念した)、ほっこりするところもあり終始面白かった。
佐藤愛子さんがちょっと自虐的なんだけど、言葉に上品さと知的さがうかがえる。
近所に住んでいるお婆さんになんか似てるなぁなんて思いながら見ていた。近所の人も人生に対して諦めている感じ。「生きていても楽しいことなんてない。」というようなことを以前言われたことがある。今なら「作家の佐藤愛子みたいですね。」と思ってしまいそう。
母に勧めたい映画。ぜんぜん面白くなかったと言われそうだけどね。
コメントする