ゴッズ・クリーチャーのレビュー・感想・評価

犯罪を犯した息子を自ら罰する映画。ポールメスカルとエミリーワトソンの競演ながら残念な題材。

子が罪を逃れたと言って殺す母親はこの世に何処にもいない。警察に言わず、あの行為は到底理解し難い映画。母の愛を現した映画なのかも知れないが駄作です。脚本監督とも残念。俳優人のみお見事でした。

A24の知られざる映画たち､にて観賞。

タイトルから､ホラーっぽいのを期待してたら､ホラーってよりサスペンスっぽく､アイルランドの漁村での人間模様です。

舞台がアイルランドの海沿いという事で『イニシェリン島の精霊』に似た風景。

話的にも風景的にも既視感を感じます。

でも､いいトコはアイルランドって事だけ(笑)

暗く静かで淡々としてて､まどろっこしく､まわりくどく､メチャクチャ眠かった(笑)

ウトウトと睡魔と戦いながら観ました(笑)

眠かった…(笑)

評価は甘めです(笑)

アイルランドの田舎の漁村が、オーストラリアに移住して音信不通だった男が突如帰宅したことで不穏な事態に陥る話。

女はみんな水産加工会社で働いて、男はみんなカナヅチ漁師？な村で溺死したマークの葬式を行っていたら突如ブライアンが帰って来て…牡蠣の養殖を始めたと思ったら、密猟がなんちゃらかんちゃら言い出したりはあるものの、大して話しが動かず冗長気味。

しかしながら後半になってからは人間ドラマにサスペンスにと、胸糞悪さとか哀しさとかが入り乱れるなかなかな展開に。

ギャップという意味では良かったのかも知れないけれど、前半のテンポの悪さがもったいなかった。

比べるものではないけれど、ラストのサラの横顔よりも、PERFECT DAYSの平山の正面の表情の方が響きまくるよね、