ファニー・ページのレビュー・感想・評価
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この監督の今後が楽しみでならない
「イカとクジラ」で印象深い弟役を好演し、実生活では大物俳優を両親にもつオーウェン・クラインの長編監督デビュー作を非常に面白く観た。この86分の映画には、プロのコミックアーティストを夢見る主人公の努力、才能、根拠なき自信といった打ち上げ花火の燃料が、ことごとく不条理で侵食されていくほろ苦さと可笑しさがある。すぐさま「ゴーストワールド」のような秀作を引き合いに出したくもなるのだけれど、かと言って全てが完璧に描かれているわけではないし、登場人物もぶっ飛んでいて個性的なれどもう少し目には見えない部分を膨らませてほしかった気もする。が、その反面、本作には瞬間的な爆発力が確かに備わっているのだ。計算式や教科書的な演出法を超えたテンションとムードとガムシャラさ。そこから打って変わって溢れるコミック・ストリップへの愛情。観客の興味を失わせない牽引力。この監督が今後いかに大化けしていくのか楽しみでならない。
まともな両親と狂った大人
『クラム』や『ゴーストワールド』の監督テリー・ツワイゴフからの影響が?
特に『アートスクール・コンフィデンシャル』が思い浮かんだり??
コメディの雰囲気が漂いながら人間ドラマのようで怒涛の展開?を見せる終盤に悲惨ながら笑えたり、地味ながら自信過剰で結果は単に甘ったれな主人公を取り巻く登場人物のキャラクターが濃くて、友人が気持ち悪いながら『ファントム・オブ・パラダイス』のウィンスローに似ている気もする!?
主人公と同世代の女の娘が一人も登場しない所が何とも哀しいかな、それがオタクの性なのか、誰一人として女っ気がない、彼が目指す道筋には危険な大人たちが満載で両親を大切にして大学に行こう!!
エロアホ系のコメディ映画
映画館で観賞したものの映画館で少し寝てしまったので、寝てしまった部分を配信で観てからのレビューです。
映画館での上映は1月上旬に終わり、もう配信?U-NEXT早い(笑)
特集上映A24の知られざる映画たち、の配信を待ってた方々、もう観れますよ。
寝落ちした部分は5分ぐらいだけど、別に観てなくても大したことなかった(笑)
A24らしい、お下劣な、エロアホ系のコメディ映画。
笑えるところは少し笑えます(笑)
同じA24で同じエロアホ系だと『ゾラ』や『ネバー・ゴーイン・バック』がありますが、それよりは全然マシ(笑)
エロアホの皮を被ってるけど、マジメなメッセージ性を少し感じる(笑)
でも、好みじゃない(笑)
350!?
ギャグマンガ家になりたい高校生が、先生の死を切っ掛けに、学校をやめて本腰を入れようとする話。
どこに行こうとしたのかわからないけれど、アラームでデッサンをやめて先生の家を出たら、追いかけて来た先生が…。
序盤こそ悪ノリなコメディという感じだったけれど、なんだかウォレスは哀しいし、そして何もわかっていない自立も出来ないスノッブな2人…。
コメディといえばコメディなのかも知れないけれど、ロバートが主人公にしてはなんだか中途半端だったかな。
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