ショータイム!のレビュー・感想・評価
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爽快!
食料自給率が非常に高い農業王国のイメージがあるフランス、それなのに農家の人々の資金繰りは厳しくて、いつ納屋の梁にロープを垂らし自らの命を絶とうか考えているなんて……
意外でした。
しかし本作は実話ベースですから、きっと「ドリームホース」や「ロスト・キング」などのように笑顔で観ることができるだろう、バッドエンドは無いはずだよね、それが安心感に繋がり、シリアスな現実からは目を逸らして鑑賞することができました。
それにしても発想が斬新!だけど主人公ダビッドのキラキラ輝く瞳で夢を語られたら、あぁまたか、なんて思いながらも支えてあげたくなるのでしょうね。
頑なに農夫であろうとするお爺さんの気持ちも分からなくはないが、時代は移ろうのですから、時には次の世代の言葉を聞き入れなきゃですよ。
キャバレーにスカウトされた面々もみなひとくせありそうだけれど、ボニー・スターライトの鍛え上げられた腹筋や広背筋には有無をも言わせぬ力強さがありましたね。
これから先、ワタシの心の中にずぅっとと呑り続ける名作になるかは自信ないけれど、観終えた後の爽快感や、ああ面白かったって感覚はとてもありました。
全ての人が成功者にはなれないだろうが、夢に向かって進めば奇跡のような事実が生まれることは誰しもの背中を押してくれるのではないか、そんな作品でした。
ホッコリする。
農場の納屋でキャバレーなんて、実話ベースじゃなきゃ荒唐無稽すぎて信じられない。
終盤いよいよキャバレーの初日が迫るなか、ボニーにアメリカへ渡った友達から一緒にやろうと誘いがかかる。ボニーにしたら千載一遇の大チャンスだ。これを逃せばもう次はないかもしれない。キャバレーはまだオープンさえしてないし、上手くいくとは限らない。だけどキャバレーのショーの出演だけでなく、ショー全体の演出も手掛けるボニーがいなければ舞台は立ち行かなくなる。ボニーはダヴィッドの為に、アメリカ行きを蹴ってキャバレーに残る決断をする。
そしてオープン後にボニーのアメリカからの出演依頼を知ったダヴィッドもいい。ダヴィッドはボニーに、あとは俺たちに任せてアータはアメリカへ行けと言うのだ。ボニーがダヴィッドを思いやったように、ダヴィッドもボニーを思いやる。
ダヴィッドとボニーのお互いを思いやる心意気には、 僕も ”人生意気に感ず” の思いに駆られたヨ。
直前に見た亀梨クンの「木こり」で心が荒んで気分はすっかりサイコパス。だけどこの「ショータイム ! !!」を見たおかげで(ボク本来の?)清らかな美しい心を取り戻しまヒた、ハイ。
誰かを殺めてしまフ前にこの映画を見れて良かったでフ。
2023/12/2 (土)
ブロードウェイではどーだったのかしら?
ヒューマントラストシネマ有楽町お得意のジャンルきたきたーーーーーー💜
過去に上映した広い括りで同系統の作品『ウィスキーと2人の花嫁』、『ドリーム・ホース』、『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールより愛を込めて』同様に外さないよね💛
まぁ、ストーリー自体は予告で観たもの以上にはなにも出てこないんだけど、それでも、先がわかってたとしてもむしろ安心して観ていられるし、ほっこりだってできちゃう🍀 エンドロールでご本人登場なのがまた良い😊✨
実話だよ
フランス中南部。3代続く農家でしたがうまくいかず民事裁判の判事から2ヶ月後の差し押さえを言われてしまう。どうしようって悩んでいた主人公はとあるキャバレーに。そこで夢のようなショーを見たことから納屋を改装して田舎にキャバレーを作って牧場を守るぞ!って奮闘する話。
田舎にそんなのが出来るのか?そして、ショーのパフォーマーは?人を集め舞台を作りをする人間模様作品。
大爆笑はなかったけれど、ダンスも曲もいい感じ。
エンディングには撮影映像や今のキャバレーの様子も!?
ショーは続く
経営難が続き農場を手放さなければならなくなった酪農家が、納屋でキャバレーを開こうとする話。
判事に会う為に町に出かけ2ヶ月の猶予を貰った帰り道、ネオンに惹かれて立ち寄ったキャバレーで魅せられて、町から35kmも離れた農場で、退屈なド素人が動き出すストーリー。
住宅街があるでもなくバス停まで2kmのこのファーマーズキャバレーにどこから人が集まるの?なんて思っていたけど…。
とりあえずダヴィッドは鈍臭いけれど良いヤツなのは滲み出ている感じ。
そしてボニーは派手なアバズレかと思いきや案外プロフェッショナル。
そんな2人を中心に様々な演者を集めて行く展開で、なかなかコミカルだし何気に大人の成長物語だし。
どこまで実話かわからないけれど、エンドロールをみるに田舎の村のみんなが集まる愉快なテーマパークということなんでしょうね。
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