「よく出来たファン向けの映画」ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 白石黒井さんの映画レビュー(感想・評価)
よく出来たファン向けの映画
YouTubeでよく目にしたあのゲームを、映画館で体感したいと思いワクワクしながら映画を鑑賞
めっちゃクオリティ高い。ラスト良かった。ただ何か映画的な感動が少し足りなかった様な・・・。インパクトある辛いカレーを食べたいと思い店に入ったら、素材やスパイスを厳選してる個人経営の小綺麗なカレー屋さんに間違えて入ってしまい、スパイスの説明を横目に見ながら食べたらまぁ美味しかったのだが何か満足感が足りなかった様なこの感覚
それぞれの要素がA級だと思う。セットやアニマトロニクス、演技等も。ただ全部の要素をお利口に上手く詰め込みすぎていて、あっと驚く突き抜けている要素が足りなかったと個人的に思ってしまった
ホラー:急にバーンと襲ってくるやつ
エログロバイオレンス:家族向け
サスペンス:設定を説明
カタルシス:ラストがGood
最近公開されて満足感の高かった「ウィリーズワンダーランド」と比較してしまうと、
ホラー:どこ
エログロバイオレンス:ヒロインの子カワイイ、アニマトロニクスがグチャグチャ、ニコラス殺法
サスペンス:なし
カタルシス:ほぼ全編
これぐらい突き抜けろとは欲張らないが、もっと何か釘付けにする要素がないとなんだかなぁと思う。ファイブナイツのファンの人達は待望の映画化って事で凄い喜んでいるそう。映画単体でニワカでも楽しめる映画を作って欲しいと思ったが、色々小説やゲームなどの設定がある中、映画を作成するのもまぁ難しいんだろうなぁと思う
ファイブナイツマニアが喜ぶだろう映画
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