メロスたちのレビュー・感想・評価
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単なる後日譚ではない
走れ!走れ走れメロスの続編。
前作が奇跡的な作品だったので、どうしても後日譚みたいな位置付けが避けられないけれど、今作は今作で、誰しもがぶつかる日常な悩みが描き出されていたと思う。
演劇部内のメンバーの温度差は、才能の違いの自覚や進路などの問題と共に、上位大会を目指す上で自分が足を引っ張ってしまうのではないかという、プライドや他者への配慮との兼ね合いも影響していて、単純ではない。
こうした悩みを、カメラの前で逃げずにさらけ出せる彼らにジーンとくる。
理由は2つ。
1つは、彼らにとって、「演じる」ということは、「自分と向き合う」ということに他ならないのだろうなと感じ、そこを乗り越えていく姿が心に強く訴えてくるから。
もう1つは、そうした自然体の彼らの姿を映像に納めることに成功している、監督の関わり方の凄さを強く感じるから。
とにかく、とてつもないドキュメンタリーを2本続けて観たという思いでいっぱい。
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