あんのことのレビュー・感想・評価
全395件中、81~100件目を表示
かわいそうだよー
ハッピーエンドは望むべくもないだろうと思ってたはいたけど、杏ちゃんあんなにがんばってたんだよー。直前にナミビアの砂漠を見たので、あの死んだ目の人生に何の目的もない女から、境遇は恵まれないけど幸せに、どころか真っ当になるためにがんばる少女を演じられる、この河合優実という女優末恐ろしい、と思って勝手に同じ監督だと思ったら違いましたね。確かにチラチラと描写が雑でした。一番気になったのはね、記事が出てから稲垣吾郎くんがめっきり杏ちゃんのところに顔出さなくなったこと。あんなに頻繁に会って仲良くしてたのに、記事になって用がなくなったらあっさり切り捨てる、こういう人たちに裏切られ続けて杏はこういう人生に落ち込んだんだなと、そう思わせる演出なのかと思ったら、最後また突然出てきて泣き崩れて多々良に会いに行ったりしてたよね。これってあれ?未だに元スマップたる稲垣くんに冷酷な役はやらせられないという芸能界の闇なわけ?このせいでこの映画の質が一気に落ちた感じしましたよ。そしてナミビアの砂漠の監督だと勝手に思ってたから、あーこの頃はまだ下手だったんだねーなんて思ったけど、この監督が下手なだけ、もしくは元ジャニーズに遠慮してただけなんですね。
杏の想いが心に痛い
「救いはないのだが、受け止めなければならない」というのは、評論子が入っている映画サークルの先輩会員の本作に対する評でしたけれども。
評論子的には「救いがない」というよりは、おそらくは、「心の支え」としてきた3本の柱…やっと手にした介護士としての仕事と夜間中学の授業、そして信頼していた多々羅が、コロナ禍や彼の「別の姿」を知ることで、ついにポッキリと心が折れてしまったというのが、本当のところだったのではないかと、評論子は思いました。
本作を観終わって。
杏が選び取った「あの結末」は、決して肯定できるものではないのですけれども。
その決断に至るまでの彼女の心痛を思うと、本当に胸が張り裂けるような想いも、抑えることができません。
十二分な佳作だったとも思います。
(追記)
杏を、ただその鬱憤のはけ口としか見ていないような、彼女の母親・春海を「毒親」と、切って捨てることは、ある意味、簡単なことでしょう。
一方で、春海にしてみても、夜の世界の商売(スナックの経営)で、おそらくは苦労の連続で杏を育てて来た、ということでは、その憤懣(ふんまん)・鬱憤(うっぷん)は、まさか店の客に向ける訳にもいかないので、必然的に娘である杏に向かってきたのだろうと、評論子は思います。
春海のそういう態度を指して「毒親」というかどうかは、さておくとしても。
問題は、その「向かい方」ということで、春海の「幼児性」ということが、一番て、しかも最悪な問題点だったのではないでしょうか。
わが子である杏を「ママ」と呼び、その要求(娘が母親に求めるような甘え)が満たされないと、その返報として、容赦のない熾烈な暴力―。
あたかも、自分の要求が満たされないと駄々をこねて暴れる幼児(駄々っ子)を見ているかのよう。
春海のその幼児性と杏の「最後の決断」との間に、法的な意味での因果関係を認めることは、おそらく難しいでしょう。
しかし、それでも、晴海は杏の「最後の選択」を自らが犯した「罪」(自らが杏に選択させた結末)として、その十字架を、終生、背負って生きるべきだと考えたことも、おそらく評論子だけではなかったこととも思います。
(追記)
参考にさせていただいた映画.comレビュアーの皆さんの間でも、主演の河合優実の演技を評価する声が多くありました。
もちろん、評論子的にも、その賛辞には少しも異論はないのですけれども。
しかし他面で、評論子は、佐藤二朗の演技(と彼に独特の風貌・キャラクター)も、本作には欠かせない「味付け」になっていたとも思います。
別作品『さがす』『変な家』などと並び、いわば「ジキル博士とハイド氏」を演じた彼を、これからも観続けていく楽しみが増えた一本にも、評論子にはなりました。
和製ダンサー・イン・ザ・ダーク
なんとも表現しがたい感情
救いは無いし、理不尽極まりないし、胸糞悪い部分もあるが、社会との繋がりが途絶えるとなんとも人間とはもろく、逆になんとも無垢なものかというのを思い知らされた。
そして、経験したあの世界が変わりゆく瞬間、主人公と同じ様にポロポロとこぼれ落ちて行く人たちを、たぶん私たちは知っている。彼らを忘れてはならない。
誰も救われない胸糞悪くなる作品
自宅レイトショー『あんのこと』Amazon Prime Video
映画好きの皆さんの昨年のベストムービーに必ずランクインしてる作品
ある新聞の片隅に掲載された事件が元ネタらしいだけに地味にリアル
ここ数年超注目女優の河合優美主演の話題作
私的に配信待ちでいいかなって事で、アマプラ鑑賞
内容的にはR18ながら露骨な性描写をあえて無しにした感じのPG12
その部分が、誰も救われない虚しい悲哀と妄想を増長させる
なので下世話ですが、観てお得は無し。。。
ひたすらに救いがない
殺虫剤を撒く前に。
近頃の浮ついた自分への覚醒剤
貧困女性というジャンル映画
話題性、過激性、マーケティングに問題あり
河合優実主演で話題作になるかと思えば都内なのに上映劇場は少なく配信もすぐ終わった。
これでは観ないでくださいとでも言っているよう。
やっとPrimeビデオで観れたので見た。
PG12なのに性的なシーンなど皆無
ただラリってる風なシーンのみ
暴力シーンも軽微なものしかなくPG12にする必要あった?
せっかく河合優実が主演を承諾したなら
「闇の子供たち」くらいの事したら良かったのに。
新聞記事が元だと言う事だから活字からの実写化だからかリアル性にも欠けるような淡々さ。
杏は薬物中毒者であるがSEXワーカーを強いられている虐待児なのに
体を売るのが日常であった事が1ミリも描かれておらず
現実を知らない脳天気日本人にキレイなところだけ見せて終わりにして可哀想を誘う映画。
馬鹿なの?
この手の事実はいつだってあるし、他にもニュースになった実話は沢山あるよね。
最初から最後まで救いがないようにたんたんと流れていくが、
心臓がびっくりしないように活字だけから作った淡白なお話。
同じSEXワーカーを描いた「エゴイスト」はフィクションであれもリアル性にはかけたがまだマシだった。
この手の映画は人に観てもらわなければなんの啓発にもならない。
もっとまともな作品作りをすれば河合優実の代表作にもなったかもしれないのに。
残念だ。こんな映画で心が痛くなったとかほざくお花畑日本人がいたら失笑する
つらい…
大変参考になりました!
河合優実さんの演技に拍手
最後実話だと思い出してからそれまでの健気さに涙
2024年劇場鑑賞44本目 傑作 75点
正直、1年通して2024年一番期待していた作品かもしれない
そんくらい河合優実の独壇場をリアルタイムで堪能できることを心待ちにしていた作品である
結論、素晴らしい完成度のドキュメンタリー再現映像の様だった
家庭内での取っ組み合いにちゃぶ台返し、その雑多な空間と綺麗なぶつかり合いじゃない再現性、それを表情や腕っぷしにフォーカスを当てる様な撮り方でなく、あたかも現場にいわさせてしまった配達員が何もできずに硬直してただ側から見ているかの様な目線での映像
序盤の河合優実の虚に目の奥がくすみきっている眼差しと全身から漂う負のオーラが拭えない猫背など、苦悩が伺える等身に脱帽
そこから、出会いや機会に恵まれて(一理あるが)自分の人生を生き始める
おばあちゃん子で、母への憎しみの皮肉なのか助けになりたいと介護職に触れてみること、ひょんな出来事から預かった赤子の為に奮闘する姿、一刻と終わりへ向かう年配の方への注力から、これからを生きる新たな命の為に自分の必要性を見出し生き始める力強さと終始感じる彼女の心優しさ故に、最後に迎える悲劇が、彼女が構築してきた生き甲斐とか生まれてきた新たな心の糸が分断された様で、新しい自分と新しい命(赤子)の丁寧に生き始めた印を書き記した日記やアレルギー一覧を燃やし灰にし、抱きしめながら命を断つあのシーンの一部始終は今年ベストの喪失感と衝撃である
彼女は2021年公開の由宇子の天秤から認識し、当時から作品は勿論、彼女の存在感に映画ファンが飛躍を確信し、予定調和でドラマの躍進や今作の抜擢・怪演である
2025年1月公開予定であり、由宇子の天秤ぶりに瀧内公美との共演作、敵での成長した姿楽しみである
救いのない物語
全395件中、81~100件目を表示











