「毒親」あんのこと odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
毒親
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幼いころからDVし放題で万引き、売春、麻薬迄押し付ける母親に虐げられ人生の道を踏み外した女性が親身に支えてくれる刑事によって新しい人生を歩み始めた矢先、コロナ禍で生活が一変、自殺した不幸な女性がいたこと、善人だと思った刑事が犯罪者だったことなどが実話だったとは信じがたい驚きだ。どうしたら、こんな酷いことが実の娘にできるのだろうか・・。
子供を虐待する親の犯罪報道は耳にするが、そんな若者や大人をつくってしまった原因は何なのだろう・・。性善説を信じたい自分にとっては救いのない実話ドラマ、あんが隣のシングルマザーから息子を預かる下りはフィクションで入江監督は子への虐待癖は遺伝ではないことを示したかったそうだ。
日本アカデミー賞で話題になったので観たのだが、兎に角、胸が痛むエピソードばかり、正直言えば映画にしてまで観たくはなかった・・。
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