「行政の救済措置が、点でしかなく、しかもザルであること。」あんのこと 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)
行政の救済措置が、点でしかなく、しかもザルであること。
1人の刑事との糸が切れたら、途端に孤独になってしまうという事実。
このような子供の生きる道は、こんな親を本気で捨てること。この子にとって、コロナでも刑事でも薬でもなく、母親がゴミなのだ。
ここまでくると、個人やNPOなどボランティアでどうにかなることではないのだから。その為の措置を、国は徹底的に構築することを考えて欲しい。母親から離すだけでなく、母親の救済も含めて考えて欲しい。
情報メディアと呼ばれる人たちが取り上げる記事への問題提起は良いと思う。事件をゴシップとして扱うのではなく、そこに人がいて、その事案を人として扱える人たちに向けて取り上げて欲しい。
俳優陣は素晴らしかったと思います。
コメントする