「希望と絶望の狭間で」あんのこと ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
希望と絶望の狭間で
見終わった後の疲労感がすごい。
あんが変わっていくシーンの中にも常に存在する嫌な感じ。希望に満ち溢れているかのシーンでも、少しのぐらつきで全てが崩れ落ちていくかのような絶望感が漂う。それは彼女自身の環境や過去によるものなのか。
特に、刑事が逮捕されてからは顕著に良くない雰囲気が漂う。コロナ、ベランダ、火、、、。
まるで最悪のラストを暗示するかのような。
母親に本当の嫌悪感を抱く。あんの涙には共感。
コメントする