「彼女は、きっと、あなたのそばにいた」あんのこと Yumさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女は、きっと、あなたのそばにいた
メインビジュアルにも書かれていますが、本当にそうだと思うし、今日もどこかにいるのだと思います。
10歳で不登校になり、売春、覚醒剤。
そして突如始まったコロナ禍という閉鎖的な世界。
居場所がなくなり、自分が積み上げて来たものを無にしてしまった瞬間に、観ていたこちらまで絶望の中にいました。
個人の弱さ、ではなく勝手な大人が壊していく。
とても深くあんのことが脳裏に焼き付き、2時間完全に世界の中に入っていました。
河合優実さん、すでに沢山の作品でご活躍されてますが彼女の演技が素晴らしくこれからどんな作品に携わるのか楽しみです。
コメントする