劇場公開日 2024年6月7日

「確かに〝生きようとしていた〟」あんのこと humさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0確かに〝生きようとしていた〟

2024年6月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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hum
トミーさんのコメント
2024年7月12日

共感&コメントありがとうございます。
学校にも行かされてない、周囲も無理解ばかり、世間と闘う武器が与えられてないんですね。反面、クスリや犯罪など足を掬うモノは溢れている、どうすれば? はっきり教えてあげないと、そう思いました。

トミー
トミーさんのコメント
2024年7月12日

最初の身勝手さという部分に共感します。
当事者の絶望を勝手な言葉で片付けようとしているとさえ思えました。裏で卑劣な事をしながら、彼女を救おうとしていたなら一番大事な事を教えていなかったのではないでしょうか。

トミー
さんのコメント
2024年7月6日

コメントありがとうございました、嬉しいものですね。
立派な事とも恥ずかしい事だとも思わずに、出来る事を出来る範囲でやっているだけです。もちろん映画を観る時間も削らずに。

誠実なレヴュー心地好く読ませて頂いています。

春
hkr21さんのコメント
2024年7月1日

コメント頂き、ありがとうございます!

今でも、あの大人たちの誰か一人でも…って、思ってしまいます。
ただ、現実には、自分が、その誰かひとりに慣れるのか!?と思ってしまったりもします。
でも、慣れるようにしなきゃ!!という気持ちを、この作品によって与えて貰えたことは確かです。
にしても、思い出すたびに、心がギュッとなります…。

hkr21
luna33さんのコメント
2024年6月27日

コメントありがとうございました。

「生きようとしていた」というお言葉、秀逸ですね!まさしくその通りだなと思いました。

ところで多々羅という男についてですが、極端に言えばどんな人の心にも天使と悪魔が住み憑いており、状況やタイミングによってそのどちらかが顔を出す、という風に僕は解釈しております。いわゆる「良い人」の中にも微かに悪魔は居るし、「悪人」の中にも僅かばかりの天使は居るのだと。どちらが本当でも嘘でもなく、だから人間は複雑で難しく、矛盾する生き物なのだと痛感させられたりするのです。そういう悲劇的な要素が描かれた映画が個人的にはすごく好きで、例えば吉田監督の「ヒメアノ~ル」という作品も、ラストの凶悪犯の行動に思い切り心を揺さぶられてしまうのです。もし未鑑賞であればお勧め致します!

luna33
バリカタさんのコメント
2024年6月19日

コメントいただきありがとうございました。
僕自身、多々羅の人間性がまだとらえきれていません。少数意見だと思いますが、本当にあのグループを私物化していたのかな?と。記事を売った女性は、隣にいた男性の風貌も含め「金目当て」っぽいし、ヨガのシーンの中でくだんの女性が親しげに話しているカットがありましたから、多々羅ははめられた???ただ、脇が甘いですけどね。杏があまりに気の毒すぎて、一番世話していた多々羅くらいは運のなかった善人だったと思いたいだけかも?ですが。

バリカタ
ゆきさんのコメント
2024年6月13日

コメントありがとうございます。
いやいや、私も本音では、怒りの感情に溢れかえっておりますよ。
クールダウン。。努めてみたけど難しい。
毒母、タタラは勿論、祖母だって口では優しい事を言っていたけれど、結局杏ちゃんを守ってくれなかった。「お前の娘だろ!」毒母と刺し違えてでも杏ちゃんを解放して欲しかった。結局自分の保身のため、何もしなかった祖母の罪も重いですよ。
ハヤト母も自分勝手で親の自覚なし、腹が立って仕方なかったし、記者もタタラの悪事を暴くのなら杏ちゃんのフォローは絶対すべきだった!ヘナヘナと座り込んだってもう遅いんだよ!!
みんな同罪。
"彼女がもういないことの取り返しのつかなさ"
強烈に心に刺さったフレーズでした。

ゆき
ノブ様さんのコメント
2024年6月12日

タイトルは全てを表してます‼️
生きようとしてた。観てた者全ての人が証人ですね。

ノブ様
ニコさんのコメント
2024年6月11日

コメントありがとうございます。
杏が頼れる人が多々羅以外にもいればよかったんですけどね。介護施設の施設長さんは理解ありそうでしたが、仕事を辞めた後個人的に相談できる程の関係性ではなかったようで。
母親は酷かったですが、彼女が毒親になったことにもそれなりの経緯があるのでしょう。

ニコ
グレシャムの法則さんのコメント
2024年6月11日

最近読んだ本に『日本人はみんな〝貧乏くさくなった』と書いてありました。
もちろんお金の有無のこととは関係なく、精神性、根性の問題。
その立場にいれば手に入るものならなんでも手に入れる。手に入れなきゃ損!
そういう人が増えました。役員になればセクハラできる(保険会社の社長)、官僚になれば忖度すれば出世できる(森友事件の佐川)、政治家になればパーティやらなんやらで私腹を肥やせる、お客様なんだから神様のように扱え(カスハラ)。
あの刑事もまた…

グレシャムの法則