恋するピアニスト フジコ・ヘミングのレビュー・感想・評価
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素晴らしいピアニスト フジコ・ヘミングさん ありがとう
フジコ・ヘミングさん
素晴らしいです
私は音楽は好きですが、クラッシックは全く分かりません
でもピアノの音色は好きなのです
フジコ・ヘミングさんのピアノの音色
自然と涙がこぼれました
フジコ・ヘミングさんの
話口調もすごく好きですし
フジコ・ヘミングさんの
描いた絵もすごくいいです
フジコ・ヘミングさんの大切な物が
宝石とかでなく
小さい頃から大事にしてたものや
10代の時に作ったお人形だったり
その心根が優しくて感動しました
「フジコ・へミング」なんてカッコいい名前なんだろう!
演奏するものと聴き手の心と心のぶつかり合いから感動は生まれる
フジコ・へミングの演奏はクラシック音楽に詳しい人に言わせると上手くないのかもしれない。実際にミスタッチやらもあるようだ。しかし僕はフジコ・へミングのラ・カンパネラに感動し、ノクターン、月の光に感動する。こうした有名な曲は多くのピアニストも演奏している。それはそれで言うまでもなく素晴らしいし感動を与えてくれる。でも僕はフジコ・へミングのリストにショパンにドビュッシーに感動する。彼女の数奇なそして苦難の人生がフジコ・へミングという人となりを作り上げ、その彼女が爪弾き出す音一つ一つの優しさに、ゆったりとした演奏に胸打たれるのだ。
余談だが30年程前になるのかな。いくつかのヒット曲を持つシンガーソングライター陣内大蔵が牧師として出ていて驚いた。実力ほどには評価されずに忘れ去られていたと思うが、彼の歌うアメージンググレイスも素晴らしかった。
クラシック界のトットちゃん
なぜ彼女は見出されたのか
正直な話、素人耳の自分にはこの人がどれほど凄いピアニストなのかはよく分からない。お婆ちゃんなのにリストの難曲を弾きこなせる人で、たまたま母と同じ名前のため勝手に愛着を感じていた程度。昔見た映像では時々和音が変だったりテンポがえらく遅いな等と感じる時もあった。音楽界でも評価には賛否両論あるらしい。
でも今日、劇中で流れる「エオリアン・ハープ」を聴いて不覚にも涙が出た。独特の風貌、デビュー直前に聴力を失うなどの波瀾万丈な人生、我が道を行く曲の解釈などが全て相まって理由の分からない感動を呼ぶのだろうか。そう言えば殆どのシーンでピアノに楽譜が無かった。
全ては90年代末にNHKが彼女を取り上げた事から始まった。ではNHKはなぜこの時彼女を選んだのか。市井には他にも才能に溢れ、劇的な人生を送っている人は数多いたであろうに…。素朴に解明してみたい点である。
「悲しみを癒すには神に祈るだけじゃダメ。側に音楽が無いとね」幾多の試練をかいくぐってきた人の言葉として胸に沁みた。
安らかに眠られんことを。
音楽好きなら是非。おすすめ。
今年376本目(合計1,468本目/今月(2024年10月度)27本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
多少なりとも音楽好きであれば、この方の名前は一度は聞いたことがあるんじゃないかな、と思います(私はエレクトーンでした)。
今年の2024年、4月に亡くなったとのことで(このことはエンディング直前でも示唆される)、彼女の音楽家としての人生を歩むドキュメンタリー映画と言えます。特に時間軸にそっているわけではなく(特に幼いころは第二次世界大戦もあったし、コロナ事情で撮影ができないときもあったため)、色々なシーンが出ますが、ドキュメンタリー映画に分類されうる割に、ほぼどのシーンでも彼女が演奏した(であろう)ピアノ曲がBGMで流れており、音楽番組ないし、音楽を扱う施設等でやってそうな印象です。
※ 都道府県によっては、音楽団を都道府県、あるいは市町村の「お抱え」で持つところがあり、そういったところでは、そのような場所(会場)でも当てはまります。大阪市は当時の市団(→大阪市音楽団)を解散した(させた)ため(解散後、実質同じものが民間の扱いとして一般社団法人、現在は公益社団法人として存在します)、「市営」としてはそういった施設はありません。
映画としては実質ドキュメンタリー映画であり、映画に何らかの娯楽性を求めるのであればおすすめはできませんが、BGMが流れているとはいえきわめて「静か」な映画であり、ドキュメンタリー映画といってもその話し手は実質主人公に限られるので(他の方も出てはくるがあわせて5分あるかどうかといったところ)、かなり理解がしやすいです。
および、彼女は生涯、猫・犬(特に、猫についての描写が多い)を飼っており、猫好きの方にもおすすめです(その猫の話もちらちらっと出てくる)。
第二次世界大戦中から現在2024年に没するまで、主に海外(日本も含む)での公演の様子や苦労等色々描かれていて、音楽もの(ドキュメンタリー類含む)が好きなら放映時間も適正ですしおすすめといったところです。
採点に関しては特段気になる点までないのでフルスコアです。
あなたもフジコに恋する2時間
何十年ぶりだろう、映画パンフを購入して帰った。
最初から映画に引き込まれた。フジコ・ヘミングの圧巻のピアノ。強烈で激動の人生。彼女の前向きな生き方。音楽愛。動物愛。さらには、お茶目さ。タイトルの『恋するピアニスト』は彼女自身でもあるが、観ている間に観客も彼女に『恋する』。
90歳を超える指裁きは必見。フィナーレの映像では涙が溢れた。
小松監督のフジコ愛が随所にちりばめられている今年最高のドキュメンタリームービー。天国で彼女も微笑んでいるに違いない。
フジコ・ヘミングを知っている方も知らない方もぜひ観てほしい。
文句なし!彼女の魂が伝わるドキュメント
文句なし!素晴らしかった。
フジコ・ヘミングの生き方、人生、音楽感を堪能できる映画。
何故、リストのカンパネラにこだわり彼女の代名詞になったかは
作品を観て弾き方を観れば一目瞭然。
ショパン、リストへのこだわり、愛が本当ににじみ出ていた。
クラシックコンサートはなかなか機会がない。しかし、この作品は
十分堪能できる作品。
今年のベストドキュメント作品候補急浮上。
フジコ・ヘミング、クラシックファンはおすすめです。
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