「いったい何度絶望に悶えたのだろう」雪山の絆 foolさんの映画レビュー(感想・評価)
いったい何度絶望に悶えたのだろう
Netflixで鑑賞
メイキングも視聴
メイキングは、普通に見れたけど
本編は何度か挫折しそうになった。
実話ベースの映画は基本的に好きだけれど
ここまで凄惨なのは、きつかった………
2ヶ月以上
白と黒と青の世界
凍てつく世界の中で、生物は自分たちだけ
標高4000mという過酷な環境
ようやく見つけたラジオだけが唯一の
文明と繋がる絆だった
何もやる事が無くて、暇ってだけで
かなり苦痛なのに
食料も水も環境も無く、娯楽もない
考えただけで恐ろしくなってくる
そんな中で、生き延びた人達の精神力は
どうやって培われたのか
やはり、タイトルにある『絆』なのだろう
有名でない役者、出来るだけ本人の
性格や精神に近い役者をキャスティングしたそうで
リアリティを追求した撮影だったそう
その役目をキャストが果たした感がある
ある意味、死を選ぶ方が楽だったのかも知れない
けれど、精神を病んで行く仲間もいる中
全員が生きる事を諦めなかった
必ず救助が来る
そう信じながらも
何度も絶望が襲いかかって来ただろう
喫煙、飲酒のシーンが何度もあったけど
なんか、酒とタバコがあって良かったと
心底思った
それくらいの救いがないと
やってられない
見ている方も、やってられない(笑)
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