「アンデスの聖餐」雪山の絆 La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
アンデスの聖餐
1972年、ウルグアイのラグビーチームを乗せた飛行機が雪のアンデス山中に墜落しました。生き残った数十人は機体の残骸で寒さを凌ぎ、雪を溶かして水を摂るのですが、食料はありません。怪我人は次々と亡くなって行きます。さあ、どうするという実話に基づくお話です。
この事故は「アンデスの聖餐」として知られ、過去にも映画化されたので結末まで分かってはいたのですが、「では、食料は?」の決断の描写が鋭く重くのしかかります。南米は熱心なカソリック信者が多い地域なので、生き残った人々の人生にも暗い影を落としたんじゃないのかな。無遠慮に立ち入る事は出来ませんが、そこも気に成りました。
2023/12/23 鑑賞
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