「生へのエネルギー」雪山の絆 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
生へのエネルギー
とても良かった。
悲惨な状況のサバイバル映画だけど、
決して諦めずに生へのエネルギーに満ち溢れてて、
これが最悪なら自分はまだまだ大丈夫。
やれる事がたくさんあるぞ!
と前向きになれる映画でもありました。
実際はかなり過酷だったと思うけど、
ラグビー部と言う体育会系の熱い絆で励まし合い
生きて行こうとする姿はこれ以上ないスポ根映画でも
あるなと思いました。
ヌマのラストの演出がこの状況が如何に過酷であったかがよく分かりました。
絆がどこまでを指すのか、それは人それぞれだと
思うけど、乗客や仲間を食うと言う決断と
それをした事でこいつの分まで生きようとする想いは
これ以上にない本物の絆だと思えました。
この経験が何を意味するかは分からないけど、
経験を活かすのは自分次第だと言う締め括りに、
彼等がこの後素晴らしい人生を送ったであろう事を
願わずにはいられませんでした。
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