「「あんた名前は…」、『深川まひろ……あんたは』、「冬村かえで」」ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ night runnerさんの映画レビュー(感想・評価)
「あんた名前は…」、『深川まひろ……あんたは』、「冬村かえで」
痺れた。最高!安定の3作目。
冒頭シーンの池松壮亮さんといい、青島海水浴場の青い空、青い海バックの2人のファーストシーン、サイコー!
この娘(こ)達がアップで笑ってスクリーンに映し出されると、こっちまで楽しくなる。
……から〜 の、アクション!
最初の25分間、「凄い凄い凄いすごい!」と思ったら、それからがもっと凄かった。
超絶面白かった。
ガンエフェクトもアクションもキレっキレ。
最初から最後までフルスロットル!
1作目も2作目も凄かったのに、さらにクォリティ上がってる!
アクション観ながら、何度も『サイコーじゃん』て呟いた。本当に。
2人の会話の内容や行動原理が、前ほどぶっ飛んでなくなっててフツーになってきていた。良くも悪くも安定している(悲)&(笑)。
しかし……壮ちゃん…、どうしちゃったのお………。
フィギアスケートのコーチ辞めて北海道からいなくなったと思ったら…、
宮崎に行って長屋アパート借りて…、閉じこもって身体鍛えて…、別の仕事を始めて…、自分の誕生日まで忘れちゃって…、
「ファーム」に行ったんですね…… (笑)
→ 池松壮亮さんが凄くいい。
ワクワクがスクリーンからビンビン伝わってきた。
ハンパないアクションを演技派の池松壮亮さんがすれば、表情ひとつとっても最強だった。
“目がいっちゃってる”池松壮亮さん、初めて見た
(こっちのキャラクターの方が似合うかも。血だらけで、ファームであんなに叫んで…(笑))。
そして、変わらず、ずーっと、ちょこちょこ愉しかった。
バイトの兄弟のこと、話してたし、
『用途は違うけど、ふたつでひとつ って、言いたいんですよ。きっと』
『これが…、誕プレってことで……』バタッ(倒れる音)
坂元監督(脚本も)、園村アクション監督、そして、バトルアクションの現場のセットのしつらえも変わらずサイコーでした。
なかでも、「血」、凝血塊が、本物だった。