「【"生きてて良かった!コミュニケーション不全の男女殺し屋達の激烈な闘いを描く。”スタントウーマンである伊澤沙織さんの動きの速さは別格として、驚いたのは池松壮亮さんの身体のキレとスピードであった作品。】」ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"生きてて良かった!コミュニケーション不全の男女殺し屋達の激烈な闘いを描く。”スタントウーマンである伊澤沙織さんの動きの速さは別格として、驚いたのは池松壮亮さんの身体のキレとスピードであった作品。】
ー 「ベイビーわるきゅーれ」シリーズが第三弾迄製作されるとは、実に感慨深いものだなあ、と思いながら劇場へ。-
◆感想<Caution!内容に余り触れていません!>
・いつものように、序盤はオンとオフを入り混ぜながら、物語は始まる。ご存じの通り「ベイビーわるきゅーれ」シリーズがヒットしたのは、アクションシーンの凄さと殺し屋協会に所属する殺し屋コンビ杉本ちさと(高石あかり)と、深川まひろ(伊澤沙織)との緩ーい会話とのギャップが面白いからである。
・伊澤沙織さんは、今作に女優として出演するまでは、スタントウーマンとして数々の作品でアクションを披露していただけあり、第一作からその身体のキレと動きの速さ、特に接近肉弾戦の際の凄さには、唸ったものである。
・高石あかりさんも、負けじとアクションを披露して来たが、役割分担としては高石あかりさんはお笑いを担当して来たと思っている。作品名にもあるややベイビーの如き甘えた口調が作品のオフの部分を見事に創り出していたのである。
■で、今作。最強の一匹狼の殺し屋として冬村かえでを演じた池松壮亮さんの、伊澤さんと互角に見えた身体のキレとスピードに驚いたモノである。
元々、池松壮亮さんはスポーツ能力が高い方だとは思ってはいたが、正直驚いた。相当に阪元監督の下で修練したのかと思うが、それにしても、伊澤さんとの接近肉弾戦は見応えがあった。
そこに、池松さんならではの、演技力が加わるのであるから、鬼に金棒である。
伊澤さん演じる深川まひろが、あそこまで追い詰められたのは初めてではなかろうか。
<今作では、そこに殺し屋協会から来た高飛車な入鹿みなみ(前田敦子)も絡んできて、杉本ちさととの遣り取りなども、ナカナカである。
それにしても、宮崎県の農協の人達って怖いなあ。
今作は、宮崎県庁全面支援の下、製作された面白怖きアクションコメディなのである。これで終わりなんて言わないでね!>
<2024年10月6日
「ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ」を鑑賞し、評点を3.5から4.0に変更します。悪しからず。>