NOCEBO ノセボのレビュー・感想・評価
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「平和で幸せな一家」というのは違う。 妻は精神的に病んでおり、夫と...
「平和で幸せな一家」というのは違う。
妻は精神的に病んでおり、夫としょっちゅう言い争いをしている。
悪魔のような家政婦がやってくるのかと思ったら、これも違った。
訳ありだが、結構有能な家政婦だ。
ただ、後で明らかになるが、家政婦が雇い主の妻を恨むのは筋違いだ。
火災の原因はあくまで現場の問題であり、妻に責任はない。
ドアに鎖をかけていたのもやむを得ない事情がある。
また、職場に娘を連れて行っていたのはあくまで家政婦側の事情に過ぎない。
そうは言っても、家政婦は誰かに怒りをぶつけなければ精神の均衡を保てなかったのかもしれない。
誰も責められないな、と考えると悲しくなる。
ホラーの向こう側
不思議な呪術で原因不明の体調不良を癒してくれる家政婦が体のみならず心も支配し始めるというお話。ギトギトのホラーに向かうのかと思っていたら、「そう来るのかぁ~」の展開に気持ちよく遣られてしまいました。世評はさほど高くないようですが、僕はよかったな。
そして、エンドロール中に現れた "Justice for all KENTEX workers" の意味が分からずそれを調べて「そうかぁ、この映画にはそんな背景があったのか」と初めて身震いする恐ろしさを覚えました(これはネタバレに通じるので注意)。
じっとりねっとり!湿度を感じる
非常にねちっこい不条理もの。主人公がクリスティーンから徐々にフィリピン人乳母のダイアナへと移っていきます。
謎と不気味さただよう、オカルト・ミステリーです。ひと癖ある作品で、この世界観にはまるかどうかは人それぞれですが、私は好きです! 復讐も大好き!
ユニークだがごちゃごちゃしていて中途半端さはあった
ファストファッションの構造への批判と、呪術・オカルトというテーマの組み合わせがとてもユニークだと思いましたが、この二つの要素が惜しくもうまく調和しきれておらず、どっちつかずな印象を受けてしまいました。
ホラーの要素はありますがかなり控えめなので、
苦手な方でもなんとか観られると思います。
中盤まで意味不明で不気味なダイアナの正体や目的が、ストーリーを通じてだんだんと明らかになっていく様は良かったです。
超能力?呪術?あたりの設定はこれで1本の映画になれるくらいしっかりしていたので、
そこにファストファッション批判という全く違う領域の要素が加わることで少しごちゃごちゃしてしまったかな。
幼少期にフィリピンに行ったことがあるので、
街の風景がとても懐かしく、フィリピンらしさを感じることが出来ました。
アイルランド×フィリピンという舞台設定も異色で面白かった。
テーマの中途半端さはあまり気にせず、
ユニークな設定のほんのりホラーな映画が観たいのであれば、全く問題ない作品だと思います。
例えるなら、エスターみたいな映画です。
テーマ性を重んじすぎて、映画として面白みがない
『ビバリウム』の監督か、と後で調べて納得な、身体干渉と肉体のっとり。
不気味ではあるが、怖くない。
きっと主人公が悪人なんだろうな、と思わせる出だしなので、予定調和に閉じていった感。
ファストファッションと言われる、諸外国へ安く大量に服を作らせるシステムへの批判が根底にあり、その手段としてホラーを使ったような出来は、着目点はいいけど映画として面白くないという『ビバリウム』と何ら変わらない欠点を有したものだった。
なんだかもっとな映画
シナリオなどまぁまぁいいのだが復讐のが弱すぎるのでは!
こうするのであればもう少し主人公を悪く描くなどしなければなんだかな~~ってモヤモヤする。
ありきたりの復讐劇としては新しいジャンルではあるがもう少しひねりが大切。
カリメロ
幻覚や身体の震えと記憶喪失に悩まされるママと、彼女の症状を取り除くアジア人家政婦の話。
ある日仕事場で電話をしていると目は曇り皮膚の爛れた犬がやってきて、目の前で身体を震わせ…夢?でも首の後ろに…。
そして8ヶ月後、体調不良に悩まされるクリスティーンの家に突如謎のアジア人女性がやってきて、あなたに仕事を頼まれたとかしかも住み込み的な(´・ω・`)となって行く。
民間療法というか、虫の駆除?と祈祷ってことですかね…でも犬はそもそも幻覚じゃ?
タネ明かしというか過去のことをみせられて話しはわかったけれど、イマイチしっくり来ないオカルト感と、結局大して怖くなく大きな音ばかりというつくりでイマイチ物足りず。
しかもこの過去の話し、観たことがある気がするのだけれどもしかしてリメイク?自信はないしタイトルもわかりませんけど…。
のせぼ
新宿ピカデリーで鑑賞
年末の夜遅い回だったので空いてました
事前情報無し、
ポスタービジュアルのイメージのみで
どんな話なんかなと見に行って結果楽しめました
あまり直接的な恐怖シーンは少なくて
なんか調子悪い感じでいやな感じ
エバグリーンの具合悪い演技が秀逸
後半の追い込みはヘレディタリーを彷彿とさせるか?
いやな話だなあと
ダイアナさんよ〜(ネタバレありです。)
あなたにも責任あるでしょーよ。
クリスティーナが全部悪い訳じゃないでしょーよ。
暑いんだったら、まずあそこから連れて出ろって。
旦那放っといて、自分が満足したら終いって。
もしかすると、ツッコむのを楽しむ映画かも...
なんてことないような、あるような…
やったね❗️
久しぶりの〝後味悪い〟系‼️
と言っても、ラース◦フォン◦トリア監督の『ハウスジャックビルト』に比べれば大人と幼児くらいの差はあるから、まぁ、大丈夫。(なにが?)
なにしろ、
①エバ◦グリーンの美形…目も鼻も口も福笑いのパーツにしたくなるほどクッキリ整っている。
②マーク◦ストロングのコワモテと優しさが矛盾なく同居してるハンサム。
この2人が共演なのですから、そりゃ見ちゃいます。
東野圭吾さんのラプラスの魔女からの派生作品(前日譚だったかな)のタイトルに『魔力の胎動』というのがありましたが、この映画は『胎動と継承』のように見えなくもない。
ラストに次々と子どもが生まれてきたあの映画の〝オエッ〟
にも似た雰囲気がこの映画にもあります。
なんか、見えなくもないとか似た雰囲気とか、二番煎じの寄せ集めみたいに聞こえなくもない変なレビューになってしまいましたが、決して面白くなくもない映画です。
「ビバリウム」のロルカン・フィネガン監督が、幸せの絶頂にいた家族が...
「ビバリウム」のロルカン・フィネガン監督が、幸せの絶頂にいた家族が恐ろしい怪異に見舞われる姿を独特の世界観で描いたホラー。
主人公クリスティーンを「007 カジノ・ロワイヤル」の★エバ・グリーン、夫フェリックスを「キングスマン」シリーズのマーク・ストロング、謎の乳母ダイアナをフィリピン出身のシンガーソングライター、チャイ・フォナシエルが演じた。
もったいつけるわりには普通
主人公の過去にしろ、民間療法の正体にしろ、お手伝いさんの目的にしろ、やたらめったらもったいつける割にはあまりに予想通りで、何か明らかになるたびに拍子抜けしてテンション下降…
不気味さも一本調子なのですぐ慣れてしまい、あまり怖さを感じず…あと、もったいつけがノイズになってイマイチ怖さに浸れず…
まぁすごく悪かったというわけではないのですが、うーん…
「ヒドゥン」を連想してしまった。
不条理な作品だ。
一見、
アメリカが力を鼓舞して、あちらこちらを破壊している事の戒めかと思いきや、
知らないところで、誰かに勝手に怨まれる。
そんな怖さが身に染みていた。
それにしても、エヴァ・グリーンがマーゴット・キダーに見えてしまった。
期待してたのに、トホホ
たいして話題にならなかったが、個人的には不条理サスペンスの傑作と評価している「ビバリウム」の監督作。当然、ものすごく期待していたのだが‥‥。
全く面白くない。全く怖くない。
フィリピン人女呪術師の表情と英語が、気を惹いただけ。トホホ。
キテレツホラー 意味が深すぎて 私には伝わりにくい。故に ビバリウム浮上まあ普通の王道ホラー的
この掲示板 星とか文書変えちゃうと 最新鑑賞に更新される仕組み
本作 同じく キテレツ& 鮮烈カラーの ビバリウムの監督の作品。
難しい😓テーマもあり、逆に 【ビバリウム面白かったよなぁ 星🌟増量】
まあ 産業構造的な これ以上述べるのやめます
アアイルランド🇮🇪はイギリス🇬🇧 フィリピン🇵🇭はスペイン他の支配受けた歴史 でも今は・・・
民間伝承的というか 魔術 怨念的なホラームードは良いです。
虫が何を象徴か❓は映画館で確かめて❗️
イイ雰囲気の エクストリーム フォーク ホラー だとさ
主人公エヴァ・グリーン 007カジノ・ロワイヤル ダニエル・クレイグ初見参作品で水中に沈んで以来久しぶり❗️
まあ今回も 沈んでた のは相違ない。
まさしくホラーこれぞホラー
ただ、現実的すぎる部分🆚 魔術的な部分 幻想的夢想的部分 のバランスが俺的にイマイチモヤモヤ😶🌫️
あっ❗️ 予告編事前動画で 何で、ミシン❓と思った人は もう昔の世代でしょう俺もそうだけど
今は お母さんが社会進出して 裁縫関係しない 既製品で済ます人多いだろから
最近の若い人はミシン知らんだろ とは思った
逆恨みが度を超えてると思ったのは俺だけか❓
イヤイヤ 本作観て ビバリウムがいかにホラーとして優れてるか再認識。
よって ビバリウムの星🌟変更
フェアトレードを心がけましょう
なんか、ズシっとくるよね。自由資本主義へのアンチテーゼが呪になって襲ってくる。
普通な状態であれば、頼んだ覚えがない家政婦を招き入れることなんかないだろう。だが、クリスティーンは仕事上の重大なアクシデントが原因で、精神が不安定で記憶障害もあるようだ。夫からもメイドを雇ったらどうだ、と言われていることもあって、あっけなく家に入れてしまう。それにヨーロッパでは、フィリピンから出稼ぎにきた女性をメイドとして雇うのが一般的だから、派遣されてきたメイドがフィリピン人でも驚かない。
不穏な民族音楽が鳴り続けているから、ずっと居心地がわるい。それにしても、あのダニはでかいよね。血をすってパンパンになっているのだとしても、気持ち悪い。あのダニがでかくなって顔に向かって這ってくる映像は、強烈。虫嫌いの人がみたら一発で失神してしまう。
ラストでのダイアナの行動は、予想外で衝撃的。しかも、その後のアレも吐きそうになる。さらに、あの人の姿を姿をみてフィリピン呪術のパワーに驚くばかりでございます。
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