「くすぐり療法は効くのかな?」NOCEBO ノセボ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
くすぐり療法は効くのかな?
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電話で「複数の遺体が」という序盤のシーンが気になって仕方がなかった。どこかで復讐の原因となった場面があるはずだと信じてました。それでもフィリピンに詳しい旦那の「マーケティング戦略」のせいだろうと思ってたのに、まさかクリスティーン本人だったとは!
東南アジアの安い労働力を利用するという資本家の汚いやり口。まるで社会派作品とも思えるホラーだったことに驚きましたが、「オンゴ」と呼ばれる継承型呪術師がもうちょっと怖さを伴えば良かったかな。自然の力に溶け込み、癒やしも出来るし破壊も出来るという映像がどこかにあればもっと加点してもいい。後から考えると、フィリピンからイギリスまで呪いが飛んでくるのだから凄いパワーだよね。
痙攣、記憶障害、目眩などなど病気がいっぱいあったクリスティーンだったけど、寝るときにはC-PAP付けてたから睡眠時無呼吸症候群も追加!これだけ主訴が多いんだから、何でもすがりたくなるわなぁ。そして、娘には罪はないんだからどういう罰を与えるんかと思っていたら、まさかオンゴを継承させるとは!面白いわ。
一つだけ気になったのは「Jesus」というのは悪い言葉なのかってこと・・・わからんぞ、shit。わからんと言えば、「ノセボ」の意味もわからないまま。体がかーっと熱くなったり、頭がぼーっとなったりするのはあるけどね・・・あ、それはノボセか・・・
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