「ブルドーザー」犯罪都市 NO WAY OUT U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
ブルドーザー
痛快だった。
単純明快というか、最終的には殴ってどうにかする。
シリーズ3作目にして、初対面なわけだけども前作も見ようと思う。
本作のマ・ドンソクのファンになった。
めちゃくちゃやり手の刑事で…腕っ節は強いわ、経験則からくる勘は鋭いは、度胸は人一倍だわ、正義感は強いわ、おまけにお茶目ときたもんだ。
一度、彼が介入すると全ての事柄はあの巨大な体躯と無敵の拳で押し流される。
どんなに荒れ狂う濁流でも堰き止めるダムのような信頼感があって惚れ惚れする。
お話もそこそこ立て込んでいて、中国と日本が敵として出てくる物語は本国ではドストライクなんだと思われる。昭和の刑事映画さながらに、令状なしで突入するわ、裏社会の人間達には無茶振りの嵐だわ…ホントに気持ちがいい。
アレコレあるであろう不自由なルールを踏み潰して進むかのようだ。
アクションの表現も凄まじい。
特にパンチの強度といったらエゲツない。それが途轍もない爽快感に結びつくくらいに鮮烈だ。
それも、ドンソクのスキルに寄るところが大きくて、説得させられてしまう。
きっちりボクサーなのだ。
拳も岩のようだ。
いい。とても、とても良い!
シーンの緩急も巧みで、コメディの配分が絶妙だし、サラッと挿入される。ラブホの回転ベットなんか声出して笑った。
ドンソク側にしかコメディ要素が挿入されないバランスも心地よくて、バディとして連む相棒が見るからに弱そうで、このアンバランスさがドンソクの強さを引き立てる。見事な配置だし、相棒は常にグッジョブだ。
バイオレンスアクション+コメディなんて物が成立する稀有なシリーズだと思われる。
韓国映画特有のヒロイックなアングルも効いてるし、アクションの編集は申し分ない迫力をくれる。
こりゃたまらんわ。
当たり役でハマり役だ。
あの超絶に広い背中と恐竜のようにノシノシと歩く歩き方…彼の姿を見た途端、その威圧感と終末感に「終わった…」と諦めるしかない。
歩く最終兵器のようだ。
次作もあるみたいで、楽しみで仕方がない。
おはようー。
犯罪都市って題名とドンソク氏の名前でバイオレンス色が強いのかなと二の足を踏んでた本作でしたが、めちゃくちゃ面白かったです!
前作も楽しみですし、次作もワクワクしながら待ちたいです♪
おはようございます。
犯罪都市♡マブリー♡
面白いですよね!!
過去2作品も凄いですし、それを観てからの本作の繋がり。
お約束パート、より笑えると思います!
来年には第4弾公開予定だそうですよ。Uー3153さんもリストに入れておいて下さい♪