「子どもが子どもらしく生きるとは」最悪な子どもたち iccoさんの映画レビュー(感想・評価)
子どもが子どもらしく生きるとは
過酷な環境にいる子ども達をテーマにした映画を、似たような過酷な環境で育った素人の子ども達をオーディションして選ぶ所から作品はできてるのだけど。
日々生活の中で様々な問題から子どもらしさを自分の中に閉じ込めて生きてた彼らが、映画制作を通して感情を面に出していくのが心のリハビリになっているようにみえた。
子どもが子どもらしく生きられる当たり前の環境が全ての子ども達に等しくあればいいのに。
映画というジャンルが、過酷な環境にいる子どもたちを撮りたくなる理由を探すために、そういう環境にいる子どもたちを探して俳優にして映画を撮るという発想がすごい。
事件になる程ではないけど子どもが子どもらしく育てない環境にいるな、と思う子は沢山いる。
日々大人の前で無理に子どもらしさを作って演技してる子どもたちも少なくないと思う。
より自然な演技にみえたとしたら、それは日々の生活から磨かれたものだったとしたらちょっと悲しいなと思った。
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