「泣きました、すっごく」青春18×2 君へと続く道 cherryさんの映画レビュー(感想・評価)
泣きました、すっごく
何がとは言語化出来ないが、本当に好きな映画だった。劇場でここまで涙が止まらなかったのは久方ぶりである。
台湾でのランタンのくだりから涙腺が崩壊した。アミはジミーからの愛を確実に感じているし、アミにとってもジミーが大事な人であることは分かる。だが、日本には帰らねばならなかったし、アミにとってはそれが最善の選択であっただろう。
だから、台湾の出発前に言葉でなくても行動で想いを伝えられて本当に良かったと思う。
当初、ジミーは自分の想いが届いていない、もしくは不要なものだったかもしれないと感じながら旅を始める。だが、福島を訪れ、あのときの行動のおかげでアミも人生の希望をさらに強く持てたということを知ることができた。
言葉を伝えられなかったとき、日本に行くことが出来なかったとき、そして二度と再会が出来ないと知らされたとき。ずっと想いを伝えられなかった後悔が彼につきまとっていた。今回の旅で彼はそれを見つめ直すことができ、「さよなら」することができた。
それが、ジミーの18×3への物語へと繋がる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ロードストーリーとして、旅の途中で出会う方々との物語も良かったのですが、ちょっとジミーとアミの関係が良すぎて全て持っていかれてしまいました。もう一回、改めて、アミの死を知っている状態で観てみたいですね‥‥‥‥
あと、ジミー役の方と清原果耶さん。本当に良かった。ジミーの不器用思春期さは(自分を思い出して恥ずかしくなりつつ)かわいかったし、清原果耶さんは序盤あざと過ぎた。あれはちょっと喰らいますね。
ジミーに、君は桜木花道だと伝えたい‥‥‥‥‥
コメントする