劇場公開日 2024年5月3日

「1つのロードムービーと、それを追い重ねた もう1つのロードムービー」青春18×2 君へと続く道 YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)

4.51つのロードムービーと、それを追い重ねた もう1つのロードムービー

2024年5月8日
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鑑賞方法:映画館

2019年に、非常にアレな片腹痛い映画を創ってしまった‘’いわくつきな監督‘’なので、鑑賞を控えようかとも考えましたが、予告編で観た、主人公を演じたシュー・グァンハンさんが、日本では忘れられてしまったような好青年にみえたので、この映画を鑑賞しました。
ちなみに、僕が在籍していた「日本大学 映画サークル」は、1度断絶してしまったので、
監督が学生時代に在籍していた「日本大学 映画サークル」は名前が同じでも、別なサークルです。

台湾での大学受験期間は、日本と同じ2月~4月、高校卒業は6月、大学入学は9月と
いう この半年間に起こる"想いで恋物語"。
初々しい18歳の少年と22歳のお姉さまとの 砂上楼閣な恋が美しい。

日本では、アルバイトを始めた1週間以内位に、バイト先で"歓迎会"を行ってくれることがよくあるが、
台湾では1月間後程度だろうか? 少し時間を空けてから、歓迎会を行うのが常なのだろうか?
この映画では。。。
アミは財布を無くしたというが、彼女の性格から、本当は無くしていないと思った。

ジミーの旅行編は「気ままな ひとり旅」ではなく、彼が各地に行く理由をもう少し丁寧なヒントが欲しかった。

撮影が綺麗で、特に"飯山線の上空からの撮影"が非常に綺麗だった。

理由が病気よりも、震災の方が 良かった。

「Love Letter」「恋文」と言う映画は 幾つかあるが、萩原健一さん、高橋恵子さんが熱演した「恋文(1985)」が最も好きです。

YAS!
ふわりさんのコメント
2024年5月17日

こんにちは。共感ありがとうございました。
台湾の受験期間や高校の卒業時期など、そういえば考えなかった…勉強になります。それを踏まえてもう一度見たいです。

ふわり
トミーさんのコメント
2024年5月17日

共感ありがとうございます。
ジミーの回り道旅の理由が、何か謎みたいになってしまったのはちょっと品が無くなった感でした。

トミー