「清原伽耶さんも、黒木華さんもさすがとしか言いようがありません」青春18×2 君へと続く道 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
清原伽耶さんも、黒木華さんもさすがとしか言いようがありません
うら若き女性がある秘密を抱えながら(多くの場合、不運で不幸な状況に置かれている)、そんな素振りは微塵も見せずに、明るかったり、健気だったり、一途だったり。そして何よりも、普通に元気な人よりも、誰かを勇気づけたり、元気にしてくれる。
このパターンは、まぁそれなりに多い。
そういう意味では『4月になれば彼女は』と大同小異と言えなくもないのに、鑑賞後の印象がまるっきり正反対なのはなぜだろう。
たぶん、この映画のテーマが人生の捉え方を〝時間の流れ〟や〝ゴールの無い旅〟として呈示しているから。
その人にとっての大切な出会いは、年齢に関係なく、いつでも誰にでも起こり得る。だから、青春時代のストーリーであっても、テーマの普遍性は揺らぐことはない。
人生をより良いものにするために必要なのは、年齢とは関係なく、少しの好奇心と〝他人〟という自己とは違う価値観を受け入れることができる柔軟さなのだとあらためて思う。
コメントありがとうございます。
グレシャムさんも自分が見えてきませんか😀
朝井リョウの描く青春、確かに。私は高校3年間だけ重銅をやっていて卒業と同時に断念しちゃったので、「チア男児!」に親近感覚えました。
それにしても、清原果耶と黒木華…ですよねぇ❤
黒歴史レビューにコメントありがとうございます(^。^)
もはや季節の変わり目の恒例行事のような告白祭りw
毎度×2過ぎて、彼の返答も「間に合ってます」「お腹いっぱいです」etc、、
ズキューンのかけらもない後半戦でしたw
私も「4月に〜」とは、鑑賞後の印象も余韻も正反対でした。
役者は悪くない!脚本や見せ方の違いでここまで変わるのだから、不思議ですよね。
共感とコメントありがとうございます。
そういえばジミーは本来、他人の価値観を受け入れやすい人だったように見えました。カラオケ店に突然現れたアミを丸ごと受け入れて、嫌がることはしないように気を遣い、何かを押し付けるようなことも無かったですね
柔軟な心ゆえ、旅行の先々で気にかけ親切にしてくれる人に巡り会えたような気がしました。自分の悪かったところを素直に受け入れて反省することもできる。彼、「いい奴」なんですよね
みかずきです
レビューの後半、同感です。
私は、本作の主題は、人生は、出会いの喜びと別れの辛さを繰り返して続く旅ということだと思います。特に出会いの大切さですかね。
だから、ジミーの日本への列車旅行では、ちょい役でも豪華俳優陣に演じさせたのだと思います。
仰る様に、出会いにおいては、相手を受け入れる柔軟性が必要ですが、相手も同様だと思います。その点では、本作でジミーが出逢う人達は、投げかけの台詞、受けの台詞もGoodでした。
良い作品に出会えました。
では、また共感作で。
ー以上ー
青春、恋愛をこえてきましたね〜
18の時の思いは約束を果たすために続き、思いやりの嘘でまた続き、おそらく連絡を受けてなお必死に続けた。失意で帰郷した自分の部屋で思い立つ彼の気持ちは長い月日の間に彼女のあの強さを知り多大な影響を受けていたように感じます。大切な出会いは年齢に関係なくその通りですね。そしてそれは失われることなく自分の一部になる。そんな旅、出会い、人生をみました🥹