ミマンのレビュー・感想・評価
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知らないのに懐かしい。ソウルの路地を堪能できました。
季節を越えて
その先の関係性はいかに…
人生のひとコマ
群像劇的な2人の物語
ミマンという言葉が持つ3つの意味(3種類の漢字があてられるということ)にそって、3つの物語を連作で描いた短編集。
ソウルの光化門の近くで繰り広げられる3つの物語は、結構淡々としたものでそれぞれで考えるとこれといった事件が起きないまま終わる。かなり退屈な部類の映画。でも、それよりも大きな問題がある。ここに出てくる男女が同じ人(2つめのエピソードにあの男は登場しないけど)だということがわかりづらいのだ。いや、私も書いていて絶対的な自信があるわけではない。映画に出てくるエピソードから同じ人物だよなと思えるだけ。あの2人の男女の見ためが結構違うことがそのわかりづらさの原因でもある。
3つのエピソードで語られるそれぞれの状況(お付き合いしている人の有無や仕事)が少しづつ変化していることに注目すると、あの2人の思いがほんのりすれ違っていることに気づく。群像劇のようでいて、2人の物語でもある。2人ともいい方向に向かっているはずなのに少し切ない。悪くはないのだが、もう少しわかりやすさを求めてしまう。
お散歩トーク
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