サンクスギビングのレビュー・感想・評価
全122件中、1~20件目を表示
イーライ・ロスらしい、真心たっぷりのおもてなし
爆発的な直感力とこだわりを持つ奇才イーライ・ロスだけあって、この映画には恐怖と共に、妙に感心してしまう要素も搭載されている。例えばメインの連続殺人犯が、メイフラワー号に乗って(ジェームズ1世の迫害を逃れて)アメリカ大陸のプリマスへ上陸したピューリタンの一人、ジョン・カーヴァーのお面をかぶっているとは、なんと気の利いた設定なことか。それに白眉なのは事件の発端を描く序盤。ブラックフライデーの売り出しが待ちきれぬと店前に大挙する町の人々の姿は、人間が目的のために血眼になる時の地獄絵図を辛辣に表現しつつ、と同時に、ロメロの映画「ゾンビ」への目配せという側面も併せ持っているのだろう。このど迫力のテンションには恐れ入ったし、これと後半の感謝祭パレードの盛り上がりは、いわば合わせ鏡のような構成。全体的にスラッシャー的な部分もありつつ、怖さとどぎつさと笑いが入り混じったイーライ・ロスならではのもてなしだ。
文化の違いを感じた。
サンクスギビング
うーん………グロいっちゃグロいけど、最初のスーパーマーケットでカートで額の皮膚が剥がれるシーン、簡単に剥がれすぎ。
車で轢き殺されそうになった時に慌てて入ったとこで体真っ二つになったのも弱すぎる。
ストーリー性とかは面白かったけど、あまりにも人体への理解度が低すぎてモヤモヤしました。
ワッフルメーカー
1年前のライトマートでの惨劇!本編は普通にスプラッターホラーの王道を行く雰囲気だったので斬新な殺し方以外は記憶に残りそうもないけど、この序章だけは記憶に残りそう。スーパーに押し寄せるゾンビ的な群衆と社長の家族などの特権階級の構図。大型家電店での激安セールは最近見かけないけど、スーパーのポイント5倍デーとかは今でも駐車場の争奪戦があるみたい・・・ま、俺は空いてる時間しか行かないけど。
序盤から違和感アリアリの展開。サンクスギビングデイなのにジングルベルがかかっているし、登場人物の心が読めない・・・ボブなんて小柄な割りに奪三振記録を持ってるらしいし、アメフトと野球の人気の差をバカにしてるとしか思えない。スポーツしてるシーンなんて一切出てこないしなぁ。
犯人は誰だ?といった復讐モノではあるけど、そんなこと考えてたらホラーを楽しめない。もっと早く世に出ていれば、絶対にスクリームのネタにされただろうな~。そう、この手のホラーは殺され方(殺し方)を楽しまなければ・・・と、やっぱりトランポリンのシーンが秀逸だったかな。
それにしてもワッフルメーカーにあれだけ人が集まるものでしょうか?日本で言えば、餅つき器にあたるのか。無料なら欲しいかもだけど・・・そして、タラちゃん&ロドリゲス作品『グラインドハウス』のフェイク予告編にあったらしいけど、試写会で観た時にはスタッフが間違えて予告編をカットしていたから・・・覚えてない。
ED後に可愛いオマケ付き
昔ながらのホラーの展開
サンクスギビング(感謝祭)の過激映像に大感謝!
どぎついグロさで楽しませてもらいました。
初っぱなの胴体真っ二つから、首チョンパ!エクソシストばりの首回転から、チェーンソーで内蔵グチャグチャ、続いて脳ミソグチャグチャ。
いや~、とにかく、往年のスプラッター全盛期を彷彿させるグロさで大満足です。
また、冒頭の開店パニックもスゴいです。若干、大げさに見えないこともないですが、あるんじゃないかっていうリアルさも感じます。人って、ちょっとのことで我を失っちゃいますもんね。
ストーリーもそれなりに面白かった。あわよくば、シリーズ化でも狙ってるんですかね。あの人面マスク(名前は忘れちゃいましたが)、まだまだ使い道もありそうで、経済効果も期待できるんじゃないですか。
強いていえば、ホラーには定番だったエロの部分も、もう少し欲しかったかな。トランポリンをしながらパンツを脱いで、えっ、こっち向いちゃうの?開脚?な~んて、考えてたら殺されちゃった。そんなもんだよね。
最後に一言。 エンドロール後におまけ映像がありますよ。 これをどう見るかは、その人次第ですが、一応、情報提供ということで。
【ネタバレ】
どぎついグロさがメインだとは思いますが、犯人捜しのミステリーとしても結構楽しめるんじゃないですか。意外な人物が犯人です。ただし、途中で何となく読めちゃって、自分には衝撃になりませんでした。 ただし、あれが本当の結末なら・・・ですが。
ホラー映画にはありがちな終わりかたでした。実は・・・的な感じで続編ができたりしますからね。
『追記』
本レビューは、映画館公開時(R18)に記録したものを訂正したものです。今回、WOWOW(R15)での鑑賞でしたが、十分楽しんじゃいました。忘れているR18の過激シーンってどんなだっただろう?
キッチリ怖いスリラー
序盤コメディっぽいが、それをキッカケにガッツリ・スリラーが開幕。悪趣味な惨状が続くが、脅かし方を心得ていて、ホラーとしての出来は上々。終盤、若干辻褄が合わない気もしなくないが、黒幕の正体に慄けるし、何より決着の切れ味が良い。
【”特売とはいえ、キチンと並んで商品は購入しましょう。他人に迷惑を掛けてはイケマセン。でないと、何百倍もの因果応報が待っています・・。”今作は、非常に正しいスラッシャー・ホラーなのである。】
■感謝祭発祥の地・マサチューセッツ州プリマス。年に1度の祝祭に人々が沸き立つ中、ダイナーで働く太っちょのウエイター女性が何者かに惨殺される。その後も、感謝祭の食卓に見立てた猟奇殺人が続く。
一年前に、父親が経営するスーパーの祝祭日の特売日にズルして従業員通用口から店内に入り買い物をした地元の高校生・ジェシカたちは、その為に大勢の人が店内になだれ込み、将棋倒しになった人達の中には、死者も出たのだが、誰も罪に問われないままに終わるのである。
そして、一年度、猟奇殺人が続く中、謎の人物のインスタグラム投稿にジェシカは目を留める。
◆感想
・こういう作品には、ストーリー展開を求めてはいけないが、この作品は結構良く出来ている。まあ、簡単に言えば、ズルして店内に入ったジェシカ達のために、大切な人を殺された男の復讐劇なのである。
・だーが、それを殺人鬼と化した復讐の男が、プリマス植民地の創設者であるジョン・カーバーのお面を被りながら、自分の妻を圧死させた原因を作った連中に復讐して、その連中の首を感謝祭のテーブルに並べ、あるモノは七面鳥の代わりにローストされ、テーブルに置かれるのである。
<斧で復讐していく男の様は観ていて大変に爽快である。欲深な連中に対する、因果応報なのだから・・。今作は、”特売とはいえ、キチンと並んで商品は購入しましょう。他人に迷惑を掛けてはイケマセン。出ないと、何百倍もの因果応報が待っています・・。”という当たり前のことをテーマにした、正しいスラッシャー映画なのである。(ホントか!)
そして、ジョン・カーバーなので、彼は死なないのである。
気になる人は、”ジョン・カーバー”で、ググって見てね。じゃーね!>
犯人
こういう仮面系の残虐映画は、最後にえ?!あんたが正体か!
ってのがあって面白いけど、普通にえ?誰?あ、あんたか・・・
それにしても、剛腕の彼可哀そうだな、あの子は何のためらいも
なく新しい彼氏に乗り換えかよ・・・
ショッピングモールのシーンは秀逸
食材は、住民。隠し味は、復讐ー。
原題
Thanksgiving
感想
一年に一度の祝祭。饗宴が狂宴と化す、サイコ・フェスティバル・スリラー!
謎の殺人鬼が感謝祭の一夜を恐怖に陥れる。
タグ付けされたら、死ぬ。
最初のスーパーの大暴動は凄まじいですね、まさにファイトマーケット!笑
ワッフルメーカーそんなに欲しいか…笑
そして1年後、復讐が始まります!
ジョン・カーヴァーのお面を付けた殺人鬼による殺戮は楽しめました!
オーブンで焼かれ死ぬのが一番嫌かなって…笑
ジャンプスケアがちょっと多かったのでビビりました笑
犯人はまさかの人物でした!
予告編でちょっと期待し過ぎましたが、上映時間106分でちょうどよく、グロも適度に楽しめた作品でした。
※ライトマートの悲劇 逮捕者なし、事故死扱い
多種多様な殺害シーンあります
当然、見る人を選ぶ作品です。
イーライロスの作品を知ってて観る人は定番の内容ですから楽しんでください。
そしてゴア演出が多いので苦手な方は回れ右です。
大事な事ですが自分が好きでも苦手な方に見せるのは止めましょう。
そしてイーライロス印の悪意満点ストーリー開幕すると、安売りセールに群がる群衆が酷い。こいつらもみんなやっちまえと思うような品のない連中です(笑)
そしてこの狂った群衆の行列を後ろから抜かして店内に侵入したアホ高校生の様を見て群衆も店内に躍り混んで大乱闘。
だが悪意のあるエグい演出がそこかしこに溢れます。
そして、スーパーの死亡事故を遠因に始まる報復の宴
名前を書いたお皿に本人達が乗せられて行くと言う恐怖のSNS公開
犯人が誰かとか言うものの、アンポンタンに分かるはずもなく、手もなくヒネられていく高校生達。
殺し方も意表を突いていて、「なんとその手があったか?」と新作料理を気分高揚して食べた気分になります。
ラストはキレーに終わると思いきや…。
クレジット終了後にもワンカット入れてくる余裕っぷりで中々見応えのある作品でした。
全122件中、1~20件目を表示