「作品全体の輪郭がみえにくかったかな」一月の声に歓びを刻め バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
作品全体の輪郭がみえにくかったかな
3つの物語のオムニバス。
監督自身の経験がベースの物語がメインに
配置されている作品(なのかな?)
正直、3話のオムニバスではなく、前田さんの話を
深堀する物語にしてほしかったかなぁ・・って
思ってます。
なぜなら3つの話を通して語りたいポイントを
理解することができなかったのと、前田さんの
物語の熱量がすごかったからです。
(哀川さんの話は必要だったのかなぁ・・・?)
当事者の叫びそのもの、それ以上でもそれ以下でも
ない・・・が、画面から訴えてきました。
明確な闇も光も見えるわけじゃない。
自身を奮い立たせるのは、覚悟を決めた自分であり、
自分のために歌声を響かせる。
残酷で不条理な皆罪人の人間の社会で生き抜くために。
前田さんの凛とした歌声が胸に残ります。。
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