「帰り道 なんとなく浮いてるような感覚になりました」一月の声に歓びを刻め kkisさんの映画レビュー(感想・評価)
帰り道 なんとなく浮いてるような感覚になりました
人や心理的なものが好きで、
色々と深く深く考えてみることが好きで、
最終やっぱり 人や思考って興味深いと改めて思いました。
最近は 映画によっては観た後に 自分を客観的に見たり分析することが出来て、それもまたおもしろいです。
映画を観たあとの夜の帰り道に、
にぎやかな街の中を歩きながら
聴こえてくる音が なんとなく
いつもと違う風に感じました。
普段ならすぐに好きな音楽を聴きますが、
自然な音を 聴いていたい気分でした。
れいこと同じように、鞄を前に抱えて歩きながら、
なんとなくそんな自分を俯瞰的に見てるような感覚になりました。
偶然にもその帰り道 見知らぬ人に
こんばんは と話しかけられましたが、
トト・モレッティではなかったです。
自分の気持ちや感情を言語化することが得意ではないので上手く書けませんが、
自分には、大きく深い傷はなくても、小さい傷はたくさんあって、受け止め方も人それぞれで、
深い苦しみの人だけじゃなくて、ただ普通に生きてきた自分も。
三島監督の映画をみて、これからもちゃんと生きていこうと思わせてもらいました。
なにが正解で間違いでもないけど、私はこの気持ちでした。
すごく素敵な映画でした。ありがとうございました。
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