「心のとびら」一月の声に歓びを刻め JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
心のとびら
第一章、第三章がすごく良くて、
ただ、第二章の解釈だけが難しかった。
堂島編のあのお花とかもう象徴的だよね
ああいう見せ方は凄いと思いつつ、
若干演出で引っかかるところもあり。
やっぱりずっとリアリティベースで行くべきだよね。
事件の具体性が見えないと言うことが、
観客の心の重い扉を開けることにもなると思っていて。
やっぱり、キャラクター達の心からの叫びを聞くと、
自分の記憶の中を掘り起こされて、
類似したものが湧き上がってしまうんだよね。
それが良いか悪いかは別として、
こういう映画は必要だと本気で実感した。
ある種のケアだと思う。
あの雪の中を歩く真っ白なカルーセル真紀さんの美しさたるや。
あの人の物語を2時間見たいくらい。
抑えた演技と弾ける演技の抑揚が良かった
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