「演者の本気を感じました!」一月の声に歓びを刻め くわくわさんの映画レビュー(感想・評価)
演者の本気を感じました!
全く前知識なしでの鑑賞。
正直なかなか感想を答えずらいテーマに感じた。
特に男性は。
3部作でエンディングという構成で
画像はとても美しい映像美だった。
どの話も主演の方達の演技が素晴らしく
演者の本気を感じました。
演者が本気だからカメラも本気!
その緊張感が本作品を包み込んでいました。
ただ、観ている時は全てに緊張感が漂っていたので
正直もっと緩急がほしかったという気持ちにもなりましたが、
後で監督の幼少期に経験した性暴力だったと聞き
この迫力に納得しました。
万人受けするとは思わないですが、
全ての大人に観てほしい映画でした。
humさんコメントありがとうございました。
3つの構成についてはまったく知識が入ってないので勝手な解釈を自分なりにすると、前田さんの白黒が監督自身の心の内面。カルーセルさんが、自分に近い方達の世界観の表現で、哀川さんが流刑の地で撮ったということは、加害者の表現であったのかな?そこで、長年たった今許すというか、受け入れる感情、涙ながらに太鼓の打つたびに自分についたその汚れを流すような?そして、新しい命に紡ぐ。そんな表現なのかな?と思いました。ほかにも、水(川や海、湖)島、遊覧船など3つのお話がそういう題材で繋がっていて、役者の語りの長回しなど構成も繋がってみえましたが、勝手な思い込みなので本当のところはわかりませんが、自分なりには分断されてるようで、されていないのかな?とおもいました。雪景色もよかったですね。
映像はただただ美しく観れました。音も良かったです。
自分的には最後の歌は意図を感じ過ぎちゃうので、そこはさらっといきたかったかなぁ。フライングゲットは好きなんですけどねぇ(笑)
こんにちは。映像がきれいでしたね。
とくに雪景色が神秘的で印象的でした。
物語については、3つの構成が私にはわかりにくく、分断され薄められるような感覚もありました。
評価はわれていますが、大切なことが詰まっているのはよくわかりました。