「Rord to the world 世界を目指してほしい」劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ セイコウウドクさんの映画レビュー(感想・評価)
Rord to the world 世界を目指してほしい
朝日小学生新聞で、市原隼人のインタビュー記事を読んで視聴。台本を開くまで時間がかかるほど覚悟を持って取り組んでいるそうだ。納得の熱演、怪演、振り切った演技にアカデミー賞主演男優賞をあげたい。テレビ版はほとんど見てなかったが、それでもすぐに話に入れる親切な作り。誇張した設定にツッコミを入れたくなるが、コメディと思えば違和感はない。映画としては3作目だが、長期シリーズ化を目指してほしい。寅さんや釣りバカシリーズのように基本設定を押さえ、様々な地域の学校を転々としてほしい。個性的な主人公。ライバル生徒。マドンナ先生。郷土食。街のトラブルを解決して学校を去る。ただ、全国を巡るには正規教員では難しいので、臨時的任用教員でなければいけない。
ぜひ海外の映画祭にも出してほしい。日本の給食は世界一。日本のアニメや文化が外国人に愛されているが、給食がそこに加えられてもおかしくない。甘利田ほどではないが、私も給食を愛する一人です。
共感&コメントありがとうございます。
“掃除の時間もホコリが舞う中で食べている子” それがまさに私です。さらには、みんなが下校した後の教室で一人残されて食べさせられた日もありました。おかげで好き嫌いがなくなったということもないですが、成長とともに食の好みも変わり、食事のマナーも身につき、作ってくれた人への感謝も抱くようになり、給食に限らずどんな場面でも残さずいただくようになりました。見ためだけの完食指導ではなく、食を通した心の指導が大切なのではないかと思います。甘利田先生の給食愛は、それを無意識に体現しているように思います。全国の先生がたにも観てほしい作品ですね。