「モノクロで際立つ、新訳初代の側面」シン・ゴジラ オルソ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
モノクロで際立つ、新訳初代の側面
クリックして本文を読む
ゴジラ・シリーズ第29作のモノクロ版。
Blu-rayで鑑賞。
モノクロになったことで本作の持つ新訳1作目的な側面が鮮明になった気がしました。さらに、庵野秀明総監督が本作を製作する際に手本にしていたと言う、「日本のいちばん長い日」のテイストにも近づいていて、重厚さが増していました。
ゴジラ第二形態(蒲田くん)や第三形態(品川くん)はひたすら不気味に見えるし、第四形態(鎌倉さん)はそそり立つ巨大な黒い塊と化していて、恐ろしさが際立っていました。
東京が火の海になるシーンも、1作目の同様の場面を想起させ、カラーの時よりも絶望感が溢れており、圧倒されました。
コメントする