ラ・メゾン 小説家と娼婦のレビュー・感想・評価
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体当たり潜入レポ
主演さんがすごーくスタイル良くて綺麗でした。友達誘うより1人で見たくて(ストーリーてきにちょっと誘いにくい)なかなかリアルな描写多数でした。何かで風俗の記事読んだことがありますがいろんなお客さんが来て目的果たす(男性)時間より会話の時間が多かったり、悩み相談で来店される方もいるとか。まさに裸のつきあい、奥が深いですね。今や生活のためや推し活するために入門される方もいますが、自分はムリです。演じることが難しい。どんな仕事も楽ではなく、仕事はいろんな創意工夫のもとお給料を頂いてる。自分が何に興味が湧き、どんな仕事を選び、何を学ぶかで人生においての人としての深みも年齢と共に増していくものなのかもしれないと思った。
染まる。
3冊目の本を書こうとする27歳女性作家エマの話。
本を書く際のネタと自ら高級風俗店「ラ・メゾン」に入店したエマのストーリー。
18禁になってたので、どんなもんかと鑑賞してみたら意外と無修正。仕事のネタとは言いながらも、最終的に行き着いた「ラ・メゾン」、周りの人間とも上手くいき、居心地、金がいいで染まってってしまうエマの心情の変化が観ていて面白かった…と、消されたから普通のレビューを書いてみた。
まともなのは妹と彼氏、彼氏に風俗で働いてると暴ちゃうのは何かダメよね!彼氏の気持ち考えたら。
ある意味新年一発目が下ネタレビューだったから消されて良かったかも!
「朱に染まれば赤くなる」
作家でありながら性に奔放なエマは
持ち前の奔放さを活かして
執筆作業のため娼婦館に潜入👙
好きこそ物の上手なれってやつですか🤔
性産業に就くには様々な理由があって
本当にその行為が好きで働く人は
数少ないと思うのだけど実際はどうなんだろう。
あっさりと本業さておき
そっち専属になってしまいました😫
さらりと描いた娼婦日記
過激な体験談と思って観たが、明るく綺麗にまとまっていて拍子抜け。
エロチシズムと激しいセックスシーンと過激な映像を期待していると、裏切られる。
本作品、観る人が男か女か、セックスが好きか嫌いか、お金でセックスの相手を買った事があるか?セックスを楽しめる人か?などで印象が全く変わるだろう。
私は女で、セックス好きだが男を買った事はない。セックスは楽しむもので、相手を楽しませる事にも快感を感じる。不倫の経験はある。が、どんなにお金に困っても、娼婦をやろうとは思わない。
そんな私は、私の立場からしか本作を語れない。
エマ(アナ•ジャラルド)に作家らしきところは、皆無。ただ、セックス好きで好奇心が強く、貞操観念はゼロで、娼婦に向いている。むしろ、天職かもしれない。
そうでなければ、2年もの間、続けられる訳がない。だから、同じ娼婦が天職である同僚達を理解し、愛し、家族的な感情に包まれて過ごせた。普通の世界より、居心地の良い場所だったのだ。
これは作家の体験談ではなく、娼婦に向いていた女の、2年間のお仕事日記。というのが私の感想。
ただ一つ理解出来なかったのが、恋人イアン;(ルーカス•インクランダー)のエマへの感情と接し方。いくら彼女を理解していても、必要性も無いのに毎日毎日複数の男に身体を売る彼女を、本当に愛しているのか?作家として、1人の女性として認めているのか?
男性の観客で、どなたか答えに近いレビューを書いて頂けたら嬉しい。
潜入した割には浅く、不純な動機と恵まれた背景では得られるものも得られない
2024.1.3 字幕 T・JOY京都
2022年のフランス&ベルギー映画(89分、R18+)
原作はエマ・ベッケルの小説『La Maison(2019年)』
高級娼館の取材のために娼婦になった小説家を描くヒューマンドラマ
監督はアンヌ・ボンヌフォン
脚本はアンヌ・ボンヌフォン&ディア・スティーム
物語の舞台はドイツのベルリン
フランス人作家のエマ(アナ・ジラルド)は、作家仲間の友人ステファン(ヤニック・レニエ)と関係を持っていた
ステファンは既婚者だったが構うことなく、そんな姉を見て、妹のマドレーヌ(ジーナ・ヒメネス)は呆れて果てていた
ある日、彼女は3作目のネタを考えていたところ、何を思ったのか「娼婦の実情」を描こうと考え、自らが娼婦となって高級娼館で働くことになった
ステファンもマドレーヌもエマを止めるものの聞き入れず、ステファンには「セックス好きと娼婦は違う」とまで言われてしまう
エマが最初に訪れたのは「カルセール」という娼館だったが、本番を強要する客から逃げる形で辞めてしまう
それから6ヶ月後、エマは「ラ・メゾン」という娼館に入り、そこで客の応対をすることになった
物語は、実録系ということだが、かなりの脚色が入っている印象
最初の娼館「カルーセル」の暴力的な感じは、後半の「ラ・メゾン」との対比になっている
基本的に特殊性癖の御仁が登場し、アブノーマルなセックスシーンが満載になっている
3P、SM、レズ、後ろはNGで追い出されていた客もいた
中盤から「良い感じの青年イアン(ルーカス・イングライダー)」が登場し、彼との関係は大丈夫なのかが命題になっていて、娼婦に一度でもなった人は普通の恋愛や結婚へのハードルが上がるということが描かれている
この辺りは「やる前からわかってるでしょ」という感じで、妹やステファンの「よせばいいのに」を理解せぬまま、ただ溺れていくだけのように思えた
映画は、R18+なので「モザイクなしに竿も登場する」し、「見えてるんじゃないの?」というシーンもあったりする
商売セックスなので、ほぼAVのような感じになっているが、それを大画面で大人数で観るのは精神的にキツいものがあった
もう少し秘匿の部分があってもと思うものの、小説の内容も赤裸々なものなので、それを再現したのだと思っておいた方が幸せなのかもしれません
いずれにせよ、想定内の感情をエマが感じるという内容になっていて、娼婦目線で画期的な掘り下げがあるかと言えば無い方だと思う
異性でも想像がつく感じで、ステファンの言葉に集約されているのだが、エマとしては「体験しないと書けない」というハードルがあったので、あえて突入したのかなと思う
小説家が潜入して体験談を書くとなれば画期的だが、セックスワーカーの実態を描くのなら取材した方がリアルであると思う
エマ自身がセックスワーカーになる理由が界隈的には「不純」にあたるので、その純度が低い分、感じることも浅いと思う
そう言った意味において、取材対象の誰かが書いた方が説得力があるのだが、それが出版される可能性は極めてゼロに近いと思う
知名度を有して潜入しても、結局のところ、誰もが知りたがるものではないので、単純にステファンとの情事じゃ物足りないだけなのかなあと思ってしまった
エロさ目的には勧められない。
職業に貴賤はないと言うけれど、最古の職業と言われる娼婦。
そこで働く女たちとお仕事内容について描いた作品なので、性交渉のシーンが多めながら、
あまりエロさは感じなかった。
まあ、元々既婚者との恋愛も、後腐れがないという敷居の低い女性みたいだから、
性を売る仕事に抵抗感がないため、妹が「姉が身体を売ったお金で家賃を負担してもらいたくない…」そんな言葉も響かないしね。
娼婦に対する世間や男性の評価も知りつつ、
同業者の女たちの背景や利用する男たちについて、
メモし続けるうちに、すっかりこの生活にハマってしまったよう。
男性が女性を従わせようと買うのに対して、当の女たちは男を従わせる感覚を楽しんですらいる。
真面目な利用者もいれば、暴力的な利用者もいる。
薬物使用者に薬物を強要され、摂取させられたり、ルールを守らない客に脅されたりもする。
エロさ目的で見てしまう男性は、耳が痛くて楽しめる作品ではないかも。
最後の男目線になりたくての男装が珍妙だった。
このシーンの言いたいことは何となくはわかるけど…
エマを演じる女優さん、27歳には見えなくって、立派なケツアゴにばかり目がいってしまったというのはナイショ。
【女性作家が身分を隠し高級娼館で働く2年間を描くエロティックな作品。ストーリー展開は粗いが、娼婦を”癒しを与える人間”として描いている点は良い。ロッシ・デ・パルマが娼婦を演じた事にはビックリである。】
ー 作家という事を隠し、2年間高級娼館で働いた経験を小説にしたエマ・ベッケルの「ラ・メゾン」の映画化作品。-
■仏蘭西から伯林に移住したエマ(アナ・ジラルド)は、妹マドレーヌ(ジーナ・ヒメネス)等の忠告に耳を貸さず、自ら娼婦になって高級娼館にやって来る様々な客を観察し、メモする日々を送っていた。
◆感想
・エロティックな作品であるが、猥雑感はない。但し、娼婦と客たちとの一時の描き方が、シーンが次々に代わって行ったり、エマに忠告する恐らくエマと以前関係があったと思われる男性や(良く分からない。)、突如恋人として登場するイアンとエマとの関係が唐突感がある。
・但し、この作品が発するメッセージとしては高級娼館で働く様々な女性達を、性の道具としてではなく、男に癒しを与えるある意味、逞しい存在として描いている点は良い。
・高級娼館を訪れる様々な客
1.紳士的な医者・・エマが体調を崩した時に、エマの家を訪ねクスリを処方し、お金を取らずに去る。
2.女性に対し、快楽の与え方が分からない初老の男性・・エマの膣に指を入れる様に指示されその通りに行ったり、クンニリングスを行うもエマに駄目出しされ(少し、可笑しい)エマに”お手本”をして貰う。
3.ドラッグをやる暴力的な男・・一人の娼婦が此奴の行いの為、娼館を辞める。エマにも酷い行為を行う。愚かしき男の典型であるが娼婦たちの命懸けの仕事を浮き出している。
4.精神的に病んでいる男・・同上
5.ナント、女性客!
<今作は、もう少し上映時間が長ければ、エマの心中の葛藤などがもっと深くキチンと描けたのではないかな、と思った作品である。
が、今作では娼婦達を一人の人間として描いている点には好感が持てる。
ナント、ロッシ・デ・パルマが老娼婦を演じているが、彼女が他の娼婦たちにスペイン風オムレツを振るうシーンなども良かったな。>
■どーでも、良い事。そして、40代男性から見た映画館トイレあるある。
・今作は、モザイクがとても薄い。故に観たくない男性器が見えてしまっている・・。
で、思い出した事。
近隣の映画館では見た事がないが、偶に名古屋の伏見ミリオン座に行くと、男性WCの小が一杯な時がある。行列に並んで観ていると若い人は10秒程で用を済まして出て行くが、50代以降と思われる男性の方々は、虚空を観ながら身じろぎもせずに長い人は一分以上、固まったまま用を足す姿勢を保っている。まるで修行僧のようである。
残尿感との戦いなのであろうか・・。内心”早くしろ!”と言う思いと、”頑張れ!お父さん!”と言う思いが込み上げる瞬間である。(ホント、スイマセン・・。)
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