「人類最古の職業と言われる娼婦!?」ラ・メゾン 小説家と娼婦 カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
人類最古の職業と言われる娼婦!?
それは、夫婦の形式ができた時から生じたのか?
法律婚と区別する為のヘイトなのか?
何れにしても、
小説家と娼婦の二刀流があってもいいが、
自分以外の他者に承認を得ることを求めてはならない。
何故なら、
ドイツで合法な職業娼婦と言っても夫婦関係等の関係ある者にとっては日本国民法では不貞行為と言わざる得ないからだ。
つまり、関係性によっては人間関係に大きな不和をもたらす元凶となるからだ。
故に、娼婦としてその世界に身を置くとそのコミュニティが安住の地となりそこから抜け出せなくなるようだ。
創作の為の取材を超えた冒険を賞賛したいが、
よくある話、
ミイラ取りがミイラになったと言わざる得ないのは悲しい話だった。
大学教授バウマイスター氏らは、
「セックスは社会の富の一部を得るために男性に提供できる女性の資源だった」とし、
女性はセックスの価値を高めるためにセックスをできる限り制限していたのではと考えています。
なかなか辛辣な見解だ。
(´∀`)
作家であることを隠して高級娼館に潜入したエマ・ベッケルが、
その体験をもとにアンダーグラウンドで生きる女性たちのリアルな姿を描き、
フランスで賛否両論を巻き起こしたベストセラー小説「La Maison」を映画化。
フランスからベルリンに移り住んだ27歳の作家エマ。
娼婦たちの裏側に興味を抱いた彼女はその実情を理解するべく、
高級娼館「ラ・メゾン」に娼婦として潜入する。
一緒に働くことで顕になる女性たちの本音や、
そこで繰り広げられる刺激的な出来事を、
包み隠さずノートにつづっていくエマ。
新たな発見に満ちた日々を送るうちに、
当初は2週間だったはずが、いつしか2年もの月日が流れていく。
「パリのどこかで、あなたと」「FOUJITA」のアナ・ジラルドがエマ役で主演を務め、
役作りのためパリの老舗キャバレー「クレイジーホース」で指導をうけるなどして高級娼婦役を熱演。
「ワンダーボーイ」で監督としても注目される俳優アニッサ・ボンヌフォンがメガホンをとった。
( ̄∀ ̄)