「半世紀の三ツ星」至福のレストラン 三つ星トロワグロ まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
半世紀の三ツ星
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半世紀に渡り三ツ星を維持していくのは
精神と肉体を苦難の道のりを歩いている感じ。
料理、サービス、ソムリエ、会話、対応力、経営力
仲間、生産者との繋がり、何れも欠けては
いけないし、働いている人間が一つの同じ方向に
向いてないと存続出来ない。
ただ、人は完璧ではないからそこはみんなでフォロー
したりバックアップしないと無理よね。
それだけのプレッシャーを毎年浴びるし。
移転して改装した2018年も三ツ星を獲とくして
さぞかし嬉しかったと思う。
新たな挑戦だし、世代交代も見据えて動いたの
だろう。ワイン醸造業との会話。新しい息子達の考えや能力を認めてやらせるべきは印象的だ。
サーモンのオゼイユソースから革新的に始まり
今も引き継がれるレストラン経営と家業の存続。
並みならぬ心情。
140時間の映像を6週間かけて編集。
そりゃ4時間のドキュメンタリーになるね。
親日家で感謝するし、前衛的でそこからインスパイア
するのもあると思うが味噌とか醤油とかは
使わなくても美味しく出来るのではと
思ってしまう。もし時間とお金をかけて食す際は
ある程度、正統派を味わいたいと思ってしまう。
人間の生き様を感じる映画でした。
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