ラストターン 福山健二71歳、二度目の青春のレビュー・感想・評価
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体がおかしいと思ったら直ぐに救急車。勿論、普段から定期的に医者に行こう
老人でも分かりやすい社会であれば、無視して貰って全く問題ない。
具体的な現実を語れば、もっと気軽に海外へ行きたい。向こうの国へ行けばそんなに難しい事はないが、行くまでの手続きやネットの操作方法がレベルが高すぎる。海外のスタ●バック●は簡単に入れるが、日本だと物凄く敷居が高い
こんな年になって静的精力あるのは自分ながらに気持ち悪い。寧ろ、そんな目で見ているって思われたくない。具体的には若い女性と会話を持とうとしない。
コミュニティなんかで時間を作るなら、図書館で「失われた時を求めて」とかの大長編読むとか、映画を見るとかの個人的娯楽に徹したほうが良い。まァ、あちらへはもうすぐ行くんだから何をやっても良いが。出来ないが達成感のある事をやるべきだね。
向こうに行くときも、人に迷惑かけるよりも恥をかかない状況を作っておくべきだ。つまり、借金や犯罪に絡む物や欲は持たない事だ。
また、年齢に関係なく、テレビは持たない事だね。ニュースや天気予報は見ない。特にスボーツニュースは見ない。
この映画なら、こんなでかい固定資産は売却すべき。やがてやって来る災害で藻屑になる可能性があるからね。
とにかく最後は一人。
身につまされます。
岩城滉一71歳 なんか大会に出て優勝するサクセスストーリーと思いきや妻に先立たれ、老後をどうするかを悩む話。男1人は生きにくい。健康体操やスイミングスクールに通うがしんどくなる。咳で動けなくなり、息子からは、ホロカスに言われ。私も64歳 他人事ではない。
夏はますます暑くなり、頑張るほう。今年熱中症になり動けなくなりました。自分らしく、ギア落として、マラソン、武道を楽しんでいきたい。
【高齢の両親がいる不惑の男が観ると、色々と考えさせられた作品。岩城滉一さん演じる主人公が、妻を亡くしながら新たなる生き甲斐を見出していく過程がじんわりと沁みる作品である。】
■福山健二(岩城滉一)は2年前に認知症になった妻(宮崎美子)を亡くして以来、独り暮らし。
離れて住む長男夫婦は、心配しつつも新築のローンを借りようと考えている。
そんな彼が、健康教室に通い始め、初めて出来たちょっと、いや、可なり女好きな友人橋本(田山涼成)と小料理屋で呑んだりするようになる。
が、ある日健康教室の壁に貼ってあった水泳教室のポスターを見て、橋本はそこに映っていた美しいインストラクターの女性に惹かれ、水泳教室に通い始める。福山は泳げないのに・・。
◆感想
・まるで、今作の橋本のようで恐縮であるが、スランプになった競泳選手で、インストラクターになった岸本を演じた高月彩良さんの透明感溢れる美しさに驚く。
ー 最初に高月さんを知ったのは「思い出のマーニー」でマーニーの声優に大抜擢された時である。未だ、少女であったが、透明感ある綺麗な子だなあ、と言うのが感想である。その後幾つかの映画で拝見したが、脇役であった事も在り印象は薄かった。
で、今作。準主演でもあり、さらにクロールで泳ぐ姿がとても綺麗で、且つ透明感ある美しさに驚いてしまったよ。流石、特技が水泳で、スカウトされたのも水泳教室に通う時だったという人だけある。ー
・福山の長男が、独り暮らしの彼を心配して”監視アプリ”を設置するシーン。
ー そういう時代かあ。けれど、少し違和感を感じたな。
そして、中盤福山が贈られたスマートボールで怪我をした際に長男から言われた言葉からは、福山の事を気にしていないように見えたんだよね。
切り忘れた”監視アプリ”から漏れて来た”ローンの話が出来なくなったじゃない”という長男の妻の声・・。ー
・橋本は脳梗塞で倒れてしまうが、福山はイロイロありながらも地道に水泳教室初級コースに通い続ける。
そして、それまで愛想のなかった岸本も初級コースの生徒が誰も来なくなった事に気付き、教え方を変えるようになるのである。
更に、福山に自身の練習中に、水中カメラで息継ぎの瞬間を頼むのである。
ー 福山は、実に良い男で頼まれた事は、キチンと引き受けるのである。更に彼は岸本のアドバイスもあり、見事に泳げるようになるのである。70歳を超えて、それまで苦手だった事が出来るようになるのは、凄い事だと素直に思う。-
■個人的に好きだった所
・福山は日記を付けているのだが、その際にいつも亡き妻に話しかけながら、書いているんだよね。奥さんを本当に愛していた事が良く分かるんだよね。
・福山が、犬を散歩に連れて行けない男の家を訪ねて、”散歩させましょうか?時間は死ぬほどあるんで。”と言うシーン。良い男だなあ。
<後半は、ドンドン爽やかな展開になって行く。
橋本は、子供と同居していたため発見が早く脳梗塞の回復も早く、岸本は福山のお陰もあり見事全日本50mで4位入賞する。表情も前半に比べたら、別人の様に柔和である。
福山も、体調を崩し肺炎になりかけるも、水泳教室に来ない事を心配した岸本が発見してくれた事で入院するが、健康を回復し、息子夫婦の孫の入学式に駆け付け、4人で写真を撮るのである。
今作は、ストーリー展開にやや粗さはあるが、自身の高齢の両親に対してどう接していくかを考えさせられる作品ではないかな、と思ったのである。>
いつかはくる老いと死。
妻に先立たれ独り生活する事になった福山健二の話。
健二を心配する息子の悟が健二の住む部屋に監視カメラ(iPad)を付けるから始まり、息子の嫁から近所の「健康長寿いきいきクラブ」に行ってみたらと進められる…、そのいきいきクラブで橋本というちょっとユーモアとエロさ現役の同世代の男と出会い、独りだった生活が少しずつ変わり始める。
冒頭の宮崎美子さん演じる佳代の認知症?を患ってる描写から涙が出てしまい…、それを優しく支える岩城 滉一さん演じる健二。
田山涼成さん演じる橋本が明るくエロくてアクセント、飲み屋行っては若い店員さんに絡み、話す話題はエロトークと幾つになっても男ってこんなもんだよなと。店出て転んで、こないだソープに行ったんだけど駄目だったは男としては悲しいけど笑った。
バランスボールから落ちそのまま体調不良からの復帰、息子へ言った「いざという時は助けてくれ」って簡単な言葉だけど、親から子へ言うのは勇気と覚悟がいるのかなと。
日々の日記を書いてはその返事に妻佳代の返事のナレーションには泣けた、私の両親は病気もなく健在だが本作を観てると何か考えるものがあったし、いつまでも健康でいて欲しいとも思った。
ラスト体調復帰の明るく前向きな姿は良かったね!
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