「作品自体が曖昧模糊ってこと?」曖昧な楽園 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
作品自体が曖昧模糊ってこと?
孤独を抱えた人々を描いた2つの話。。。ってことで良いのかな?
達也のパートは息子のことを思ってと言いつつ自分本位な母親と、偉そうなこと言って母親のせいにして自立できていない息子という揃ってかまってちゃん母子という感じだし、そこだけ急に?という感じで、認知症ならまだしも、そうじゃなきゃ介助が必要なようにもみえない…。
クラゲのパートは寝た切り独居老人との関係性をみせるでもなく、よくわからないけど勝手に世話している様子をみせていく流れで、家族とか行政とかどうなってんだ?点滴もなく濡らす程度の水だけしか摂取してないってこと?雨のリアクションも大丈夫?からのいきなり車に乗ったと思ったら、今度はあんた誰?な感じだったり、急に別行動?…からの???これをみせられて何を思えば良いのでしょう…。
会話をかなり少なく日常の行動を淡々と繰り返しみせて行くことで展開していくのはわかるけれど、あまりにもムダな間やシーンが多くて冗長だし、2つの話しはまるで別々で脈絡ないのね。
これっぽっちもロードムービーではないけれど、達也の話はまだ言いたいことはなんとなくわかる感じで、クラゲの方はオジサンには理解不能だった。
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