劇場公開日 2024年12月13日

小学校 それは小さな社会のレビュー・感想・評価

全85件中、1~20件目を表示

3.5見事だけど残念な場面も。

2025年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

今年のアカデミー賞短期ドキュンタリー部にもノミネートされた作品の完全版。
短編も観たが、本編は初めて。
本編は物凄くよく描けていて見事。小学校の1年はこうだったのかと改めて再認識した。
コロナ禍の小学校がよく分かり今の小学校を知ることができて観て良かった。
ただ、せっかくなら家庭の様子は密着しないで小学校生活に絞ってほしかった。
また、せっかくコロナ禍の小学校を撮影するならコロナ禍の小学生または先生の密着に
絞っても良かったのでは。どうしてもオオタウイン監督の夢見る小学校シリーズや僕たちの
哲学教室を観てしまうと物足りなさも感じてしまう。いい作品だけにもったいない。
ただ、山崎エマ監督のチャレンジは讃えたい。次回作に期待する。
しかし、体育担当遠藤先生の卵の殻を使った殻を破るパフォーマンスは凄かったな。
ユニークな先生も発見できて改めて観て良かった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ナベウーロンティー

5.0明るい日本

2025年3月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

感動的なドキュメンタリー。子どもたちの可愛らしさ、成長を、先生たちの頑張りや苦悩を見事に画ききっている。素晴らしい出来映えにアッパレ!日本の未来は、明るい。今の学校教育の諸悪の根元は、我が子盲信のクレーマー、いちゃもん保護者どもだろう。コイツらがいる限り、教師になりたい学生は増えないかな。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
DnaH

4.0揃えた靴は外向きがいいな

2025年3月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

私が一年生だった時
きっと落ち着きのないはしゃぎまくっていた子供だったはず
初日かどうかは覚えてないけど何度も先生に叱られてもふざけていたのでしょうね
堪忍袋の尾が切れた先生が私の両隣の生徒に指示をして私の両方の腕を押さえさせて往復ピンタを喰らいました
記憶では四十代くらいの女性の先生で名前は山田先生
その頃の記憶は他になくその後三年生くらいからしか覚えていません
六歳の子供にはとても恐ろしい恐怖の低学年時代だったのでしょうね
そりゃね、「親父にだってぶたれたことないのに」なんてことはないのです
ちゃんとぶたれて育ってます、ただ反省などは一切した記憶はないけどね
先生さぞや腹が立ったのでしょうね、周りの生徒に対する見せしめにターゲットにされたのかは分かりません

私の頃は上の者の恐怖で決まり事を守らせるやり方が当たり前で親もその世代だから自分の子供がぶたれたら自分の子供が悪いからと先生に「ありがとございます」とか言ったりしてね
「これからもお願いします」とか言うからたまらなかったな〜、悪いのは俺なんだけどもね
あの時から人目を気にするようになったんだと思うな

そんな頃を思い出しつつ見てました
今も変わらないな、子供達は
そのぶん教師が大変だなんだろうな

それにしても子供達はもっと考え方が思ってた幼いのかと
あんなに悔しがったり頑張ったりするのだ
教育はずっとずっと古くからの歴史があるのにいまだにその答えを手探りで探していることにも驚いた
確かにまだまだ人類は未熟なのだし未完全なのだろう
そしてそれはきっと完成することもないし答えも見つからないままなのだと思う
常に曖昧で不器用に人は歳をとる動物なんじゃないだろうか
悟りを開く頃にはすでにかなりの歳を重ねているはず
面白いと思いながら生きていくのもありですね
もう、幼かった頃の恐怖の記憶から抜け出したいけどきっと無理だろうな〜
共に生きていくしかないか

コメントする (0件)
共感した! 3件)
カルヴェロ

0.5つまらん!つまらぬのだ!

2025年3月15日
iPhoneアプリから投稿

 何も発見がない、垂れ流しの映像で評価が高いのが不思議。

 茶道を知らない人が、茶道の教本映像を見ている気になる映画。お勧めしません。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
病人28号

4.5「小学生の時を思い出す」

2025年3月9日
iPhoneアプリから投稿

知的

今年64本目。

今作の短編作がアカデミー賞短編ドキュメンタリー部門にノミネートされたので見たかった作品。子供の時を思い出します。卒業式に職員室で先生が泣く所で泣いてしまう。小学生の時に厳しい先生が自分の力になったから私も厳しくしていると仰る先生の生徒への愛情を感じます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ヨッシー

4.01年で、6年間で、こんなに大きくなるんだねぇ

2025年3月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

描き方が丁寧で配慮がある部分もあってよかった
色んな方面にリスペクトがあるんだろうな

革靴のカットと太鼓の張りを調整するカットが良かったな
(それぞれいいと思った観点は違うけど)

コメントする (0件)
共感した! 1件)
赤の他人

2.0英語版タイトル『日本人の作られ方(THE MAKING OF A JAPANESE)』の方がしっくりきます

2025年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 8件)
はなちゃん

4.5どうやって撮影した?

2025年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ゆうゆう

2.5とくに感動するところはなかったです

2025年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

とくに面白い映画でもなかった。ドキュメンタリー作品としても、それほど優れているとは思いませんでした。
海外で評価されているようですが、それは日本の学校に対するもの珍しさもあるのではないでしょうか。

ただ、こういう作品を撮るのはかなり大変だっただろうなと推察します。
個人情報やら肖像権やら、いろいろと面倒くさいことをいうこの時代に、よくこういう映画が作れたなと。
一人ひとり保護者の承諾を得なきゃいけないだろうし、撮影にこぎつけるまでにかなり手間がかかったんじゃないかな。

それから、本作では、大都市の小学校の様子をとらえていますが、地方の田舎の学校とでは、同じ小学校でもその有り様はかなりちがうのではないか、などと考えたりもしました(東京と大阪でも、だいぶんちがうのではないか)。

それにしても、昔は、——ぼくが学校にかよっている頃は、——小中高大をとおして見ても、卒業式に泣いたりする男の先生はひとりもいなかったように思います。時代なのかなぁ。

あっ、それから、あの音楽指導の先生はちょっと怖かったです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
peke

4.0小学校のことを考えることは 日本の未来を考えること

2025年2月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

小学校のことを考えることは
日本の未来を考えること

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ボブ

5.0成長するということ

2025年2月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

小学校の日常を描いた映画
成長する姿
1年生、入学して幼い姿
6年生、最高学年としてはまだまだ幼い姿
1年がたつとこんなにも違うのか
なぜこんなにも成長するのか
子供だから?吸収力がある?

実践をしているからではないのか

子供の頃は学校にいけば好きな事も嫌いなこともある
とにかく毎日が新しい事の連続
新しい学校、新しいクラス、新しい委員会、部活、授業、全て強制的に出来ないことをやらされる
苦手なこともやる
嫌いなこともやる
その上での成功体験、失敗体験
成功させようとする過程
成功したときの自信
失敗したときの悔しさ、情けなさ
ダメな自分と思うことすら成長なのではないか
成長とは心がするもの
肉体は寝て食ってれば勝手にそだつ
心を成長させるためには成功と失敗が必要
子供はそれを日々、毎日行う
だから成長するのではないか

大人だって成長することは出来ると思った
大人になると、自分の好きなこと、やりたいこと、出来ることを仕事として、苦手を選んで失敗することをを逃れようと生きている
無難な日々が続き、同じような毎日になる
そうすると毎日が習慣になる
実践をしなくなる
実践と習慣は違うもの
習慣は心を成長させない
当たり前に出来ることが習慣
目をつぶっても出来ることが習慣

子供の頃は強制的に実践させられ成長させられていた
大人になると強制的ではなく、自分の意思で成長を求めないと成長は出来ない

大人と子供の成長の違いとはこのようなことではないか。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
aya

3.0教育現場の実情

2025年2月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

世田谷区立塚戸小学校を舞台に1年生と6年生の学校生活を描いたドキュメンタリー。子供たちがそれぞれの役割を一生懸命に果たそうとしている姿を見て目頭が熱くなりました。教育現場の実情を感じることが出来る貴重な作品です。

2025-28

コメントする (0件)
共感した! 3件)
隣組

5.0先生も一緒に怒られてあげる

2025年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

この言葉で泣いてしまい、そこから号泣してしまいました。
個性を出せと言っても、目立つことは良しとされず矛盾な教育だなーと最初は見ていました。小さな社会であり、そこが全ての社会になっているから逃げ出せないよなーと感じたり。
オーディションから小1を迎える演奏会前に小2が小1をかわいいと言ったり、縄跳びの話しとか成長も感じて良かったなーと最後納得しちゃうから学校が変われないんだろうな。
おそらく配信とかDVDでは見れない気がするので、映画館行って良かったです。
モザイクの子もいますし。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ルゲ式

4.5昔と変わっていなかった学校

2025年2月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

未就学児を育てる身として、これから待つ学校生活の参考になるかもと鑑賞。タブレットとリモート以外昔と変わらない学校風景に何だかホッとした。
一年生の成長、六年生の努力、先生の葛藤、それぞれの目線をまとめて見られた良作でした。先生達の声かけが鞭もあるけどあたたかい。子供が下を向きそうな時に目線を合わせ引っ張り上げてあげられるよう、親や大人として背筋を正したいと思った。
特に練習して二重跳び連続成功していた子の笑顔良かった!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
かなまんじゅう

4.0教師側の視点

2025年2月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
しんしん

4.0諸刃の剣 協調性と同調圧力

2025年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

日本の小学校で行われてるTOKKATSU(特別活動)が海外で注目を集めているという。本作にも出演なされた国学院大学教授の杉田洋教授が現在エジプトで特別活動導入の指導をなされている。

本作の舞台となる塚戸小学校でもこの特別活動を通して成長する子供たち生徒と教師の姿が描かれている。
特別活動とは何のことかと思いきや何のことはない。我々がやはり小学生の時に普通にしていた教室の掃除当番やら、給食当番やら、保険係などなど、クラスの中でそれぞれ役割を決めて自分が任されたことをすることだ。その活動を通してコミュニティ内での自分の役割を認識して自分が役に立てたことに自信を持てるようになり、コミュニティにも役立つというまさに個人と集団に対して相乗効果を生み出す仕組みだ。
集団生活の中でルールを学び協調性を身につけ、そしてその集団の中で自主性を育んでいく。集団とのかかわりを通して自分は何者なのか自己確立を目指す。

この点は欧米などとは違い、向こうは先ずは自主性を芽生えさせる、自己確立を促してからルールを学ばせ協調性を身に着けさせる。主体性、協調性共に重要だがどちらに重点を置くかで子供の成長の仕方も変わってくる。
日本人は協調性を重んじるばかりに集団内での空気を読みすぎて自己主張が苦手だと言われる。逆に欧米で育つと帰国子女なんかが自己主張が強すぎて日本の学校のクラスで浮いてしまうなんてことがよくある。
確かに協調性ばかりを重んじればそれは同調圧力にもなりうる。杉田教授は講演で日本の教育は協調性を学ばせる点で海外からの評価が高いと言われるが、ルールを重んじるあまりルールからはみ出す子供が排除されてしまう危険性もあると指摘する。いわゆるいじめなどにもつながりやすいということだ。だからこそこの教育は諸刃の剣なんだということを肝に銘じてほしいと話された。
確かに海外から評価されている日本の特別活動。しかし常に時代の移り変わりを通してどう子供たちと向き合っていくべきか常に模索し続けなければならないのだという。教育者としてけして現状に甘んじていてはいけないのだという杉田氏の言葉だった。

現場の教師たちにも同じ姿勢が見られた。若い教師が何人か出てくるが、彼らはまだまだ経験が浅く日々自問自答しながら子供たち生徒と向き合っている。自分は厳しすぎやしないか、今のは怒るべきだっただろうか。常に試行錯誤を続け、けして現状に満足せず生徒を通して学んでいこうとする姿勢が見受けられる。
学校は学びの場だ。子供たち生徒だけではなく、大人たち教師にとっても。先生は読んで字のごとく先に生まれたに過ぎない。先生も生徒を通して教師たるものを学んでいく。

集団内での自分の役割を与えて集団に貢献できることを学ばせ自分が役に立てる存在だと自覚させることで子供に自尊心が生まれる。縄跳びが苦手な生徒も、楽器の練習に自信が持てなかった生徒も教師がサポートするなりして目標達成につなげて自信をつけさせる。
そうして自分は社会で役に立つ存在だと自覚させる。自分は社会の中で尊い存在なのだと。そして実際社会にも役立つ人間へと育っていく。
社会で生きていくにはとても大切なことを幼いころから学ばせるTOKKATSUが世界的に注目を浴びるはずである。

いつも行くミニシアターには珍しく子連れの観客が目立った。みな小学生くらいだ。感心したのは鑑賞中誰一人私語もせず行儀よく鑑賞していたことだ。さすがである。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
レント

3.0自本の初等教育の今と過去

2025年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

フィンランドをはじめ、海外で注目を浴びる日本の初等教育の実態がある程度分かる映画かもしれない。しかし、実際には、この映画を見ることで、戦後の日本の教育の現実とを比べることをお勧めする。日本の過去の小学校教育での生活面や行事での指導された状況は、映画で見られる現在とはかなり違ったととらえる人たちも多いことだろう。無言清掃・無言食事、厳格な整列訓練等々、しつけと言いながら、今では想像できないほどの厳しい決まりが多くあった。当然体罰もかなりあった。まるで軍事教練のようだという評価を下す人日本人もいたようだ。昔の欧米の教育だって全く理想的でなかったのと同じように、日本の初等教育だって理想的であったとは言いがたいことが多くあったのだ。今回の映像で見られる教育・しつけは、日本の教育の良い面を残しつつ、欧米教育の民主的で人権を重視する良い面を学んできたことの成果とも言える。今後は、欧米先進国の初等教育が、個人主義の建て前で横暴・我が儘までも認めて無茶をするようになってきたことを押さえられなくなってきた教育を考え直すいいきっかけに、この映画がなるといい。とはいえ、今や、日本の中等・高等教育のあり方が日本では問われている。欧米に遅れに遅れていることで・・・。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
sanT

3.0まさにドキュメンタリーという感じ。

2025年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

NHKの番組をみているかのようなドキュメンタリー。
一年を通して、先生の葛藤や生徒、親の生活を映している。
周囲の観客は先生っぽい人が多い。
隣の人は寝ていたのに、最後は涙ぐんでるという、先生ならではの視点があるらしかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
みったん

4.0こういう教育なんだ

2025年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

小学校での教育がリアルに伝わった。
なるほどこういう教育を受けて成長していくんだとリアルにわかった。
同業者は何となく匂いで分かるものだが、観ている人も教育関係者が多かったような気がする。
私はもうリタイアしたが、元高校教員。
管理的なことが大嫌いで、義務教育でないこともあって、勢い生徒の自主性に任せてやってきたが、偏差値の高い学校ほど、教員が管理的でないことに意見する生徒がいたように思う。

でも教育環境がどうであれ、子どもは成長してゆく。
その姿とそこから受ける感動自体は、否定するものではないだろう。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
し

4.0学校教育と子どもの成長

2025年2月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

社会の中で成長する子どもたちを見つめ、その成長を支える教師を見つめる。カメラが追うものは監督の眼差しそのものなんだたなと感じた。それは現実的で暖かい。
教育と成長のお話だけど、教育そのものでは無く“人”を写し描いている。理想や志を持って幼児·児童教育に携わっている者ならきっと泣いてしまう作品。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Sato