「映画的インテリジェンスが高い作品」かぞく　しょうたろうさんの映画レビュー（感想・評価）

レビューなど観てて、そんなに期待せずに観た！
一切の説明的台詞がないというか、台詞事態がほとんどない。

その分、俳優たちの仕草や表情、映し出されるもの全てから物語を読み取らないといけない。そういう表現法方を選んでるんだと思う。
今時ここまで振りきった映画はなかなかない。監督の覚悟を感じるし、映画に対する愛情を感じた。

さすが名だたる俳優たちが出てるだけあって、俳優たちはしっかり役を演じてるし、感情は大きく動いている。
つまり監督から役者への伝達、演出は出来てるのだと思う。
奇跡的なカットもありつつ映像もよかった。

こういう映画がまだ出来るのかと少し嬉しくなった、テレビドラマなどからは一番遠くに位置する。