「映画は言語でもある」ロボット・ドリームズ bionさんの映画レビュー(感想・評価)
映画は言語でもある
切ない。「えっ、現実じゃないの?」と叫んでしまいそうになる。
夢(願望)であることを示す舞台転換が、あるときは自然な流れで行われ、あるときは、舞台裏に切り替えることにことによって、観客に意識させるように行われる。
どちらであっても気がつくと、ロボットに感情移入していて、夢であることを忘れてしまう。
感情のおもむくままに行動する夢パートと、一歩引いて自分の感情を抑制する現実パート。スペイン人の監督とは思えぬ、日本人的な演出にびっくりでございます。
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