「口に入れるものにはご注意を」ゴールド・ボーイ 月子さんの映画レビュー(感想・評価)
口に入れるものにはご注意を
小説のタイトルが「悪童」とあるので子供たちが主役の物語だと決心し鑑賞、当初の心配は余所に演技派キャストに負けない彼らの洗練された演技が光ってました。
展開は正直先の読めるもので決して難しくありません、3人の子供が交渉を始め出会いがしら◯されたらもうこの物語はエンドですが、そうならなかったのは彼と彼が似た者同士で密かな好奇心対抗心からか?いずれそれが同属嫌悪に変わるのだが...。
いやはや岡田将生さんの表の顔から裏の顔にスイッチの入れ替シーン(例えばエレベーター内でネクタイを緩めるところセクシー)、それだけでも観る価値あります。心の奥底に悪魔を宿らせている心理的な表現が素晴らしかったです。
そして個人的にはクライマックスの黒木華さんから江口洋介さんへの大人組がとても良かったです。
ただ、劇伴が不協和音に感じたのは私だけ?
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