「密書コント」満江紅 マンジャンホン uzさんの映画レビュー(感想・評価)
密書コント
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予告で少し『梟』に似た雰囲気を感じ、鑑賞。
あれも微妙にコメディ要素が入ってたけど、本作はちょっとしつこ過ぎた気がする。
いきなり使者の遺体発見シーンから始まり、緊迫感が…と思いきや、牢屋で早速コント。
生き延びるためだし、張大の口の上手さを伝えるためなのは分かるが、最初から嘘八百の証言。
その後も周囲の犠牲も省みず保身第一。
孫均はすぐ相手を斬り殺すし、証人の口を封じてる疑いもあったけど、結局ただの短気。
誰も信じられない中で、あっちこっち駆けずり回り、時には全部ひっくり返され振り出しに戻る。
多くの登場人物が入り乱れることもあり、自分には非常に難しかった。
本サイトでも役名が2人しか載ってなかったから、何殿や武殿があんなに絡むとは思わず。
自分の理解力が足らないのだろうけど、最終目標が見えなかったんですよね。
なのでずっと各々の保身と出世欲を見てた感じ。
観終わった今も、密書が元々誰に届けられる予定だったのか分かってない。笑
あと、終盤で宰相(本物)が遺詩の暗誦を放置してたのも腑に落ちず。
無駄なコントを入れずに2時間くらいで纏めてくれたらまだ分かり易かったのか。
それとも中国史に疎い自分にはそもそも無理なのか。
張大が表情のつくり方までムロツヨシそっくりで、そこは面白かった。
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