「裏切りと策略がすぎて置いてけぼりをくらう。」満江紅 マンジャンホン ケージさんの映画レビュー(感想・評価)
裏切りと策略がすぎて置いてけぼりをくらう。
この時代の史実に詳しい人であれば楽しめるのかもしれないが、疎い私には何が何だかさっぱりでついて行けない。
もちろん史実を題材にした映画はたくさんあるし、知識が有ろうか無かろうが、映画内で説明されようがされて無かろうが、普通ある程度は理解して観れるものだ。
しかし本作はあまりにも裏切りと策略が過ぎて、こちらとしては雰囲気に身を委ねて観るしか術がなくなってしまう。
こうなると感情移入は出来ないし、各キャラクターの行動にも理解が追いつかない。
途中からはドタバタやってる主要5人がムロツヨシ、永山絢斗、佐藤二朗、大泉洋、永川あさみにしか見えなくなり、チャン・イーモウでなく福田雄一か三谷幸喜の映画を観ている気分になってしまった。
上記の人達に対して何の他意もないが、この映画に置いてけぼりをくらって考えが別の表面的なところにいってしまった次第だ。
こうなってしまったら最後に壮大に盛り上げられても気持ちは追いつかない。
とにかく同じ事をガチャガチャしつこく繰り返していて単調であるのは間違いない。
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